光宗泰昌帝(こうそうたいしょうてい)とは、明の15代目皇帝。姓は朱(しゅ)、諱は常洛(じょうらく)。
1582年8月28日に生まれる。父の万暦帝は常洛ではなく寵妃との息子である弟を皇太子にしようとしていたが、結局彼が帝位を継いだ。1620年8月に即位したが、この頃から下痢に悩まされるようになり、9月、道士が献上した「紅丸」という怪しい薬を服用したところ、翌朝急死した。享年38。在位期間は僅か1ヶ月弱であった。長男の由校が天啓帝として後を継いだ。