廃帝(はいてい)とは、西魏の2代目皇帝。姓は元(げん)、諱は欽(きん)。
525年に元宝炬(後の西魏文帝)の長男として生まれる。535年の父の即位により立太子され、551年に帝位を継いだ。当時の西魏の実権は全て宇文泰に握られており、これに不満を抱いた元欽は彼の排除を計画した。しかしこの目論見は直ちに露見し、元欽は554年に廃位された。後釜には弟の元廓が据えられ、元欽はまもなく毒殺された。享年29。