康帝(こうてい)とは、東晋の4代目皇帝。姓は司馬(しば)、諱は岳(がく)。
322年に司馬紹(後の明帝)の次男として誕生。342年に兄の成帝が崩御すると、彼の子供がまだ幼少だったことから帝位を継いだ。朝廷の実権は外戚の庾氏が握っていたため政務に関わることはできず、344年11月17日に急死した。享年22。長男の司馬聃が後を継いだ。康帝の短い治世のほとんどは成帝の代からの後趙との戦争に費やされた。