明帝 (東晋)
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明帝(めいてい)とは、東晋の2代目皇帝。姓は司馬(しば)、諱は紹(しょう)。
299年に司馬睿(後の元帝)の長男として誕生。父からはあまり愛されなかったようだが、英明な性格で家臣からの期待も厚かった。323年、元帝が崩御したことで晋の皇帝に即位する。重臣の王敦が先代に続いて2回目の反乱を起こすがこれを鎮圧。皇帝権力の安定化や貴族との連携強化を図ったが、325年10月18日に在位2年で崩御した。享年27。長男の司馬衍が後を継いだ。明帝が長生きしていれば東晋は史実より長く命脈を保てたとされるが、当の彼はかつて司馬昭が魏の皇帝曹髦を殺害したことを聞いて晋は長く持つはずがないと嘆いたと言われる。
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