JRE-IKST-021
管理名称「JRE-IKST-021」とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の発車メロディである。発車ベル使用状況にて用いられていた整理番号は「首都圏3番」。
概要[編集]
制作会社は不明である。登場初期の頃は「横浜3番」の別名も使われていた。
2024年10月9日、横浜駅の6,7番線(7番線は3-1番)で初採用された。起伏が激しいメロディのため、ファンの中でも賛否がはっきり別れている曲である。
現状、東海道線・宇都宮線の本線及び埼京線新宿駅の2,3番線で使用されている。方面によって音程が異なるが、どちらが標準かは不明となっている。
東海道線とはあまり関係のない埼京線新宿駅2,3番線で先述の通り使用されていたり[1]、11月には横浜支社が横須賀線にJRE-IKST-015を積極的に導入しているのに巻き込まれる形で戸塚駅にも導入されたほか[2]、25年2月以降は使用駅をさらに増やし、宇都宮線にも進出、初めて電車特定区間外や非ATOS管内、ナンバリング範囲外で導入されたり、初めて3種類目の音色が登場するなどJRE-IKSTシリーズの中では何かと優遇されている。なおナンバリングが同一な伊東線では採用されなかった。
なお、2月に音色違い(JRE-IKST-021-03)が上野駅13番線で登場したが、使用開始から1ヶ月後のダイヤ改正で同ホームを使用する定期列車が消滅。IKSTで定期扱いが停止される初の事例となった。また、6月の品川更新で爆誕したJRE-IKST-021-04は1週間で別Verに変更され、幻のメロディとなった。
このほかにも横浜や藤沢、古河や小金井、宇都宮で次々と新バージョンが登場し、2025年8月現在では、IKSTシリーズで最多となる13種類が確認されている。
種類と使用駅[編集]
JRE-IKST-021-01(首都圏3-1番)[編集]
最初から使われているverで、北行汎用。音色から不協和音という声もあり、ただえさえ評判の良くないIKST-021の中でも不評である。
また音程が若干低いverも存在するが、恐らくこれは永楽の放送装置によるものと思われる。
標準ver[編集]
- JT 05横浜駅7番線:2024年10月9日始発〜[3]
- JA 11新宿駅3番線:2024年10月24日始発〜[4]
- JT 01JU 01東京駅7番線:2024年10月31日始発〜[5]
- JT 05戸塚駅2番線:2024年11月28日始発〜[6]
- JT 02新橋駅2番線:2025年2月15日始発〜[7]
- JU 07大宮駅9番線:2025年2月18日始発〜[8]
- JU 02上野駅5番線:2025年2月19日始発〜[9]
- JU 06さいたま新都心駅4番線:2025年2月19日始発〜[10]
- JT 12大磯駅2番線:2025年3月3日日中〜[11]
- JT 15鴨宮駅1番線:2025年3月3日日中〜[11]
- JT 17早川駅2番線:2025年3月3日日中〜[11]
- JT 18根府川駅2・3番線[12]:2025年3月4日日中〜[11]
- JT 19真鶴駅2番線:2025年3月4日日中〜[11]
- JT 21熱海駅5番線:2025年3月5日日中〜[11]
- JT 20湯河原駅2番線:2025年3月5日日中〜[6]
- JT 03品川駅6番線(南行):2025年6月11日日中〜2025年6月17日日中(定期扱い無し)
- JT 03品川駅6番線(北行):2025年6月17日日中〜[13]
- 東大宮駅1番線:2025年8月20日日中〜[14]
- 白岡駅1番線:2025年8月20日日中〜[15]
- 新白岡駅2番線:2025年8月20日日中〜[15]
- 東鷲宮駅1番線:2025年8月20日日中〜[6]
- 栗橋駅3番線:2025年8月20日日中〜[6]
- 古河駅2番線:2025年8月20日日中〜[16]
- 小山駅10番線:2025年8月21日日中〜[17]
- 小金井駅1番線:2025年8月21日日中〜[18]
- 自治医大駅2番線:2025年8月21日日中〜[6]
- 石橋駅1番線:2025年8月21日日中〜[11]
- 宇都宮駅7番線:2025年8月21日日中~[19]
微低ver[編集]
- JU 04浦和駅4番線:2025年2月26日始発〜[20]
- 土呂駅1番線:2025年4月11日始発〜[14]
- 野木駅1番線:2025年6月11日始発〜[21]
- 間々田駅1番線:2025年6月13日始発〜[21]
JRE-IKST-021-02(首都圏3番)[編集]
南行汎用のverで、こちらも最初から使われている。スイッチ製の発車メロディで使われているような音色をしている。ただ、安っぽかったり、IKST特有のキンキンが原因で嫌っている人も多い。
放送装置の関係か、こちらにも音程が若干低いverが存在する。
標準ver[編集]
- JT 05横浜駅6番線:2024年10月9日始発〜[22]
- JA 11新宿駅2番線:2024年10月24日始発〜[23]
- JT 01JU 01東京駅10番線:2024年10月31日始発〜[24]
- JT 06戸塚駅3番線:2024年11月28日始発〜[17]
- JT 02新橋駅1番線:2025年2月15日始発〜[25]
- JU 07大宮駅4番線:2025年2月18日始発〜[8]
- JU 02上野駅7番線:2025年2月19日始発〜[26]
- JU 06さいたま新都心駅3番線:2025年2月19日始発〜[18]
- JT 12大磯駅1番線:2025年3月3日日中〜[17]
- JT 15鴨宮駅2番線:2025年3月3日日中〜[17]
- JT 17早川駅1番線:2025年3月3日日中〜[6]
- JT 18根府川駅4番線:2025年3月4日日中〜[6]
- JT 19真鶴駅1番線:2025年3月4日日中〜[11]
- JT 21熱海駅2番線:2025年3月5日日中〜[27]
- JT 20湯河原駅1番線:2025年3月5日日中〜[11]
- JT 03品川駅12番線:2025年6月11日日中〜[28]
- 東大宮駅2番線:2025年8月20日日中〜[29]
- 白岡駅3番線:2025年8月20日日中〜[30]
- 新白岡駅1番線:2025年8月20日日中〜[30]
- 東鷲宮駅2番線:2025年8月20日日中〜[11]
- 栗橋駅1番線:2025年8月20日日中〜[11]
- 古河駅3番線:2025年8月20日日中〜[31]
- 小山駅12番線:2025年8月21日日中〜[11]
- 小金井駅3番線:2025年8月20日日中〜[14]
- 自治医大駅1番線:2025年8月21日日中〜[11]
- 石橋駅2番線:2025年8月21日日中〜[6]
- 宇都宮駅9番線:2025年8月22日始発〜[19][32]
微低ver[編集]
- JU 04浦和駅3番線:2025年2月26日始発〜[33]
- 土呂駅[34]2番線:2025年4月11日始発〜[21]
- 野木駅2番線:2025年6月11日始発〜[14]
- 間々田駅3番線:2025年6月13日始発〜[14]
JRE-IKST-021-03(首都圏3-2番)[編集]
2月の上野更新で登場。豪華な音色が特徴で、IKST-021にしてはトップクラスに評判がいい。しかし、使用開始から1ヶ月後のダイヤ改正で同ホームを使用する定期列車が消滅し、一時期幻のverと化していた。その後、6月の品川更新で定期扱いが復活したが、平日朝の特急1本しか使用しないため、収録難易度は相変わらず高い。
JRE-IKST-021-04(首都圏3-5番)[編集]
6月の品川更新で爆誕したver。03と06を足して2で割ったような音色をしている。 しかし、わずか1週間ほどで021-01と交換されたため幻のverとなっていた。恐らく変更時にメロディカードを入れ間違えたものと思われる。しかし8月20日、白岡駅2番線にて復活。 宇都宮線の中線用と思われる
- JT 03品川駅6番線(北行):2025年6月11日日中〜2025年6月17日日中[28]
- JT 03品川駅6番線(南行):2025年6月17日日中〜(定期扱い無し)
- 白岡駅2番線:2025年8月20日日中~[15]
JRE-IKST-021-05(首都圏3-4番)[編集]
5月の横浜変更で登場。ちなみに初めてJRE-IKSTシリーズ同士での置き換えとなった。ロック風の音色が特徴。北行の副線用と思われる。なお、副線用の音色は北行・南行ともに複数種類あり、どれが採用されるかは特に法則がない模様。
JRE-IKST-021-06(首都圏3-3番)[編集]
こちらも5月の横浜変更で登場した。ハープのような音色をしている。恐らく南行の副線用。
JRE-IKST-021-08(首都圏3-6番)[編集]
東海道貨物線の下り用。いずれも特急専用ホームであり、使用列車は平日夜の2本しかない。音色はおそらくJRE-IKST-001-02などと同一のものと思われる。
JRE-IKST-021-10(首都圏3-7番)[編集]
東海道貨物線の上り用。曲は明るめのなのが特徴。こちらも特急専用ホームでいずれも平日朝しか扱わない。
管理名称不明(首都圏3-8番)[編集]
宇都宮線の北行き副線で採用されている。音色はJRE-IKST-016-03と同一。
管理名称不明(首都圏3-9番)[編集]
荘厳な音色が特徴。
- 古河駅4番線:2025年8月20日日中〜[31]
管理名称不明(首都圏3-10番)[編集]
宇都宮線の北行副線用。首都圏10-3番と同じ音色と思われ、キンキンしている。
- 小金井駅2番線:2025年8月21日日中〜[42]
管理名称不明(首都圏3-11番)[編集]
JRE-IKST-012-08と音色が似ている。
- 小金井駅4番線:2025年8月21日日中〜[43]
管理名称不明(首都圏3-12番)[編集]
宇都宮駅の更新で初採用。恐らく首都圏3-8番の音程を下げたもので、JRE-IKST-010のように暗い曲調である。
- 宇都宮駅10番線:2025年8月21日日中〜[19]
注釈[編集]
- ↑
後述の横浜駅の前例を考えるとJRE-IKST-018辺りに変わってもおかしくない。 - ↑ この時淘汰された曲に新しめのスイッチ製の楽曲が含まれているのは公然の秘密
- ↑ 以前はJR-SH1-3が使用されていた。
- ↑ 以前は遠い青空が使用されていた。
- ↑ 以前はベルが使用されていたため、メロディが導入されたことになる。
- ↑ a b c d e f g h i 以前はGota del Vientが使用されていた。
- ↑ 以前は陽だまりが使用されていた。
- ↑ a b c 以前はVerde Rayoが使用されていた。
- ↑ 以前は線路の彼方が使用されていた。
- ↑ 以前は美しき丘が使用されていた。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m 以前はWater Crownが使用されていた。
- ↑ 初の2ホーム同曲使用である。なお3番線は主に下り普通列車熱海行きが使用するため、下りなのに上り用のメロディが流れることになる(3番線は扱い上、上り線である)、放送装置の都合と思われるが、真偽不明なので注意。
- ↑ 以前はJRE-IKST-021-04が使用されていたため、事実上の消滅となった。
- ↑ a b c d e 以前はシンコペーションを使用していた。
- ↑ a b c 以前はアマリリスが使用されていた。
- ↑ a b 以前は木々の目覚めが使用されていた。
- ↑ a b c d e 以前はCielo Estrelladoが使用されていた。
- ↑ a b 以前は朝の静けさが使用されていた。
- ↑ a b c d 以前はカリフォルニア・シャワーが使用されていたが、当駅の変更でJR東日本から消滅した。
- ↑ 以前はすすきの高原V2が使用されていた。
- ↑ a b c 以前はSee you againを使用していた。
- ↑ 以前はJR-SH2-3が使用されていた。
- ↑ 以前はfarewellが使用されていた。
- ↑ 以前はドリーム・パークが使用されていたため、現在不使用となった。
- ↑ 以前は春風が使用されていた。
- ↑ 以前はくるみあそびが使用されていた。
- ↑ 以前はJR-SH5-3が使用されていた。
- ↑ a b c d 以前は鉄道唱歌が使用されていたため、現在不使用となった。
- ↑ 以前はメロディーを使用していたが、当駅の変更で消滅した。
- ↑ a b 以前はすみれの花咲く頃が使用されていたが、この2駅の変更で消滅した。
- ↑ a b 以前は遠い青空が使用されていた。
- ↑ a b c d e f 実際の使用開始日を記載(更新自体は前日の日中に実施されていた)。
- ↑ 以前はスプリングボックスが使用されていた。
- ↑ 2025年度初の変更となった。
- ↑ 以前は遊園地のある駅が使用されていたが、当駅の変更で消滅した。
- ↑ 以前はJRE-IKST-017-01が使用されていた。
- ↑ 以前はJRE-IKST-017-02が使用されていた。
- ↑ 以前はチャイム3B5を使用していたが、当駅の変更で発車メロディとしては消滅した。
- ↑ 以前はJR-SH7-1を使用していた。
- ↑ 以前はチャイム3B1を使用していたため、現在不使用となった。
- ↑ 以前はJR-SH6-1を使用していたが、当駅の変更で消滅した。
- ↑ 以前はMellow timeが使用されていた。
- ↑ 以前はくるみあそびが使用されていたが、当駅の変更で消滅した。
関連項目[編集]
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