2033年
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予定[編集]
- 旧暦2033年問題 - 現在の天保暦ベースの太陰太陽暦の置閏法が、2033年に最初の破綻を迎え、陰暦7月経過後、翌年の陰暦2月までの7ヶ月間、天保暦のルールで平常月6ヶ月分と閏月1ヶ月の月を割り当てることができなくなる。そのため、2014年より、この問題への啓蒙と対策案の検討が実施されている。既に公暦として廃止された以上、国立天文台の学術見解という形になるが、関連業界では閏11月を置く案が有力視されている。
- 3rd Enpedia20周年
フィクションのできごと[編集]
- 4月8日 - うみへび座タウ2星の惑星エフレーモフの知的生命であるトカゲ人とのコンタクトのため、恒星船「エヴァリスト・ガロア」が太陽系を離脱する。(小説『時の果てのフェブラリー』)[1]
- 7月7日 - 人類の人工衛星に酷似した正体不明の飛行物体「衛精」72基が出現し、高度200フィート以上を飛行する航空機と人工衛星全てを撃墜。その後、地球規模の電波障害をもたらす金色の粒子が発生する。一連の被害による犠牲者は1億人以上。(小説『天球駆けるスプートニク』)[2]
- 500年後に地球に衝突する軌道を取っている天体「にがよもぎ(ワームウッド)」の存在が、アマチュア天文家のネットワークによって観測される。(小説『過ぎ去りし日々の光』)[3]
- 各国共同の宇宙船「オーロラ1号」の6名のクルーが初めて火星に着陸し、定住地となる「ポート・ローウェル」の建設を開始する。(小説『タイム・オデッセイ』シリーズ)[4]
脚注[編集]
- ↑ 山本弘 『時の果てのフェブラリー —赤方偏移世界—』 徳間書店、2001年、287-291頁。ISBN 978-4-19-905035-0。
- ↑ ツカサ 『天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精』 KADOKAWA、2016年、6-8,40。ISBN 978-4-04-256039-5。
- ↑ アーサー・C・クラーク、スティーヴン・バクスター 『過ぎ去りし日々の光〔上〕』 早川書房、2000年、64,98-104。ISBN 978-4-15-011338-4。
- ↑ アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター 『〈タイム・オデッセイ2〉 太陽の盾』 早川書房、2008年、52,121,122。ISBN 978-4-15-208912-0。