励起子
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励起子またはエキシトンとは誘電体、半導体、または金属中の電子励起である準粒子であり、電荷や質量の遷移とは関係ない。励起子の概念と用語自体は、1931年にソ連の物理学者のヤコフ・イリイチ・フレンケリによって導入され、彼は励起子の理論も構築した。励起子スペクトルは、1951年にソ連の物理学者のエフゲニー・フョードロヴィチ・グロスらによって初めて実験的に観測された。これは電子及び正孔の束縛状態である。さらに電子と正孔の相互作用エネルギーがそれらの運動エネルギーと同程度の大きさであり、かつ2つの励起子間の相互作用エネルギーがそれぞれのエネルギーに比べ小さい場合、励起子は独立した基本粒子とみなされるべきである。励起子が、それを破壊するような影響を受けずに完全な実態としてふるまうことにおいては、励起子は基本的に準粒子としてみなされる。
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