中間子とはバリオン数が0のハドロンである。標準模型では中間子は同数のクォークと反クォークからなる複合粒子である。中間子にはパイ中間子、K中間子、その他などがある。中間子は強い力を媒介し、原子核内で陽子と中性子を結合させる役割を担う粒子である。すべての中間子は不安定である。結合エネルギーの存在により、中間子の質量は、それを構成するクォークの質量の合計よりも何倍も大きくなる。