ボトムクォーク
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ボトムクォークとは物質を構成する素粒子の1つである。6つあるクォークの中で2番目に質量が大きく、質量は4200MeV/c²であり、陽子の4倍以上も重い。標準模型によると、第三世代を形成する。電荷は-1/3eでり、すべてのクォークと同様に、スピンが-1/2のフェルミ粒子群に属する。トップクォークの崩壊時に生成され、また弱い相互作用によって崩壊する。ボトムクォークの反粒子は反ボトムクォークである。1973年に小林誠と益川敏英によってCP対称性の破れを説明するために理論化され、1977年にレオン・M・レーダーマン率いるチームによってフェルミ国立加速器研究所で発見された。
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