1973年
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1973年(せんきゅうひゃくなな(しち)じゅうさんねん)は、1900年代の73年目のことであり、日本の元号では昭和48年である。日本の天皇は昭和天皇であり、首相は田中角栄である。
出来事[編集]
1月[編集]
2月[編集]
4月[編集]
- 4月1日 - 中京広域圏のテレビネットワーク再編。共にNETテレビ(現:テレビ朝日)、日本テレビのクロス系列ネットだった名古屋放送(NBN)がNET系列に、中京テレビ放送(CTV)が日本テレビ系列となり、一部番組がネットチェンジ。
5月[編集]
7月[編集]
8月[編集]
9月[編集]
10月[編集]
- 10月6日 - 第4次中東戦争が始まる。
- 10月16日 - 石油輸出国機構の6カ国が21%の価格引き上げを行ない、第1次オイル・ショックが始まる。
- 10月17日 - アラブ石油輸出国機構が生産を削減する。
- 10月28日 - 神戸市長選挙で革新市長が誕生する。
11月[編集]
12月[編集]
- 12月10日 - 三木武夫副総理が日本政府特使として中東8カ国に出発する。
- 12月20日 - 朝、毎、読の全国紙三社首脳間で、テレビネットワークと新聞資本の一元化を決め、翌々年の大阪民放局のネットチェンジに繋がる。
- 12月22日 - 石油、電力の20%削減の緊急措置対策を実施。夜間のテレビ放送の番組削減が行われる。
フィクションのできごと[編集]
- 2月1日 - ウィリー・ウォンカが、自らのチョコレート工場に5名の少年少女を招待する。(小説『チョコレート工場の秘密』)[1][2]
- 2月10日 - 風見志郎の両親と妹がデストロンの怪人ハサミジャガーによって惨殺される(TV『仮面ライダーV3』)[3]。
- 2月 - アメリカ合衆国が地球軌道上に打ち上げた「宇宙ホテルUSA」が、惑星「害星」から来訪した害獣「クニッド」に占拠される。(小説『ガラスの大エレベーター』)[4][5]
- 4月19日 - 異星起源種「BETA」の着陸ユニットが新疆ウイグル自治区喀什に落下し、オリジナルハイヴの建造を開始するとともに西方への侵攻を開始。中ソ連合軍による反撃は当初優勢に推移するが、光線属種のBETAの出現により航空戦力が封じられると形勢は逆転し、戦術核による焦土作戦に至るも効果はなく終わる。(ゲームほか『マブラヴ』シリーズ)[6][7][8]
- 夏 - 秋 - スペインの太平洋岸沖の海底から発掘された巨大な石盤と、神戸市の花崗岩丘陵で発見された石室に、「神」が用いる「古代文字」が刻まれているのが発見されるが、双方ともに霊感応者アーサー・ジャクスンの手によって破壊される。(小説『神狩り』)[9][10]
- 12月3日 - 惑星探査機「パイオニア10号」が撮影した画像によって、木星の衛星エウロパの南半球に刻まれた巨大な鉤十字型のシンボルが発見され、地球外知的生命体の存在を示す証拠と判断される。その後、この発見は極秘大統領令によって最高機密に指定される。(小説『アルマダ (小説)』)[11]
- 12月6日 - アメリカ合衆国ペンシルベニア州で14歳のスージー・サーモンが行方不明になる。後に隣人のジョージ・ハーベイが関与していることが判明するが、犯人は逃亡後に事故死。(映画『ラブリーボーン』)
- 国連のウィザード(A級ハッカー)の侵入により、月の内部に存在するエネルギー蓄積体「ムーンセル・オートマトン」の存在が公式に判明。その後、ムーンセルは異星文明が遺した演算装置であると判断される。(ゲーム『Fate/EXTRA』『Fate/EXTELLA』ほか)[12]
- 中国人民解放軍による地球外知的生命体探査が行われていた大興安嶺の紅岸基地にて、探査監視システムがケンタウルス座アルファ星系の知的文明「三体世界」の平和主義者による、紅岸基地から地球外文明へ送信されたメッセージに対しての警告を受信する。(小説『三体』)[13]
- コーネリアス、ジーラ、マイロを乗せた宇宙船がアメリカに到着。(映画『新・猿の惑星』)
- グローバル・ケミカル社の廃坑にて、数千匹の巨大なウジが発見される。(ドラマ『ドクター・フー』)
- ソンターランが宇宙船修繕のため科学者を拉致する。(ドラマ『ドクター・フー』)
- BETAの地球侵攻を受け、月でBETAと戦われていた「第一次月面戦争」が、月面基地「プラトー1」の放棄および国連航空宇宙総軍の月からの全面撤退という形で終結する。(ゲームほか『マブラヴ』シリーズ)[7][8]
- 地球人の地球外進出を妨害する宇宙人に対抗すべく、超国家的な太陽系宇宙軍(SCF)が秘密裏に創設される。(小説『妖精作戦』)[14]
- 人間の母親から動物の子が生まれる「胎児異変」が世界中で発生。発生率は100パーセント近くにまで上昇し、100年以内に人類は滅亡すると予測される。これを受け、日本を含む世界各地で大恐慌が生じる。(漫画『わたしの赤ちゃん』)[15]
脚注[編集]
- ↑ ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』 評論社、2005年4月、38-40,87-106。ISBN 978-4-566-01411-4。
- ↑ ロアルド・ダール 『ガラスの大エレベーター』 評論社、2005年8月、231頁。ISBN 978-4-566-01414-5。
- ↑ 2話の墓石の表示より。
- ↑ ロアルド・ダール 『ガラスの大エレベーター』 評論社、2005年8月、24-26,82-93,110-122,231。ISBN 978-4-566-01414-5。
- ↑ ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』 評論社、2005年8月、88頁。ISBN 978-4-566-01411-4。
- ↑ 吉宗鋼紀 『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 1 朧月の衛士』 エンターブレイン、2008年12月、6,7,286。ISBN 978-4-7577-3920-8。
- ↑ a b 吉宗鋼紀 『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 3 虚耗の檻穽』 エンターブレイン、2009年12月、170,175,176。ISBN 978-4-7577-4521-6。
- ↑ a b 『『マブラヴ オルタネイティヴ』公式メカ設定資料集 MUV-LUV ALTERNATIVE INTEGRAL WORKS』 エンターブレイン、2009年12月、10,11,19。ISBN 978-4-04-726223-2。
- ↑ 山田正紀 『神狩り』 早川書房、1976年1月、17-24,62,66-71,82-84。ISBN 978-4-15-030088-3。
- ↑ 山田正紀 『神狩り2 リッパー』 徳間書店、2010年6月、189,203。ISBN 978-4-19-893177-3。
- ↑ アーネスト・クライン 『アルマダ〔上〕』 早川書房、2018年3月、220-224頁。ISBN 978-4-15-012174-7。
- ↑ 奈須きのこテキスト・監修 『Fate/EXTRA material』 TYPE-MOON、2013年8月、169,212,213。
- ↑ 劉慈欣 『三体』 早川書房、2019年7月、24,30,48-52,181-189,297-302,384。ISBN 978-4-15-209870-2。
- ↑ 笹本祐一 『妖精作戦』 東京創元社、2011年8月、28,61,62,127,206,207。ISBN 978-4-488-74101-3。
- ↑ 日野日出志 『胎児異変 わたしの赤ちゃん』 ひばり書房、1982年5月、17-23,54-65。ISBN 978-4-8280-1005-2。