1932年
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1932年(せんきゅうひゃくさんじゅうにねん)は、1900年代の32年目のことであり、日本の元号では昭和7年である。日本の天皇は昭和天皇である。日本の総理大臣は犬養毅であったが五・一五事件で暗殺されたため、斎藤実に交代した。五・一五事件が起こり、政党内閣が終焉を迎えたとして重要な年である。
日本の出来事[編集]
世界の出来事[編集]
- 2月 - アメリカが世界恐慌対策として復興財団を設立する。ジュネーブ軍縮会議が開催される(7月まで)。
- 3月 - 満州国の建国が宣言され、愛新覚羅溥儀が執政となる。ローザンヌ会議が開催される(7月まで)。
- 7月 - ドイツで総選挙が行なわれ、ナチスが第一党となる。オタワ英帝国経済会議が開催され、自由貿易を廃棄する(8月まで)。
- 11月 - 仏ソ不可侵条約が締結される。
- 12月 - ソ連が第1次5ヶ年計画を完了する。
フィクションのできごと[編集]
- イギリスで蒸気機関車オリバーが落成する。(児童文学『汽車のえほん』)
- 奉天の北方に宇宙空間から未知のエネルギーを秘めた円筒が落下。日本軍の特務機関がこれを回収し、未知のエネルギーに関する研究開発を開始する。(アニメ『新海底軍艦』)[1][2]
- シッキムの国境付近にて、野獣のような本能を持つ「山猫少年」タヨグーが発見される。その後、ボンベイ大学のシャリハン博士のレントゲン調査により、タヨグー少年の胃が食肉類のものであることが判明する。変身能力を持つ動物「ウェコ」の確認例。(漫画『バンパイヤ』)[3]
脚注[編集]
- ↑ 『新海底軍艦 メモリー・オブ・オーシャン〜』 VHS、東宝、1996年、アバンタイトル。ASIN: B00005GDTH
- ↑ 岸間信明 『新海底軍艦 滅亡へのゼロアワー』 角川書店、1995年、79,80。ISBN 978-4-04-416901-5。
- ↑ 手塚治虫 『バンパイヤ 3』 秋田書店、1995年、13-24,113-116。ISBN 978-4-253-17095-6。