1978年
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1978年(せんきゅうひゃくなな(しち)じゅうはちねん)は、1900年代の78年目のことである。 20世紀。
日本の元号・内閣[編集]
日本の元号は昭和53年である。日本の天皇は昭和天皇である。日本の総理大臣は福田赳夫であったが12月7日に大平正芳(第1次)に交代した。
日本の出来事[編集]
- 1月
- 1月4日 - 日本共産党が袴田里見前副委員長の除名を発表する。
- 1月8日 - 園田直外相がソ連を訪問する。
- 1月9日 - 日ソ外相定期協議を開催する。
- 1月10日 - アレクセイ・ニコライヴィッチ・コスイギン外相と園田外相が会談し、北方領土問題などで対立して共同声明を断念する。総理府が初の婦人白書を発表し、平均賃金が男性の58パーセントであることが明らかになる。
- 1月11日 - 第15回公明党大会を開催し、竹入義勝委員長が自衛隊認知などの柔軟政策を表明する。
- 1月14日 - 伊豆大島近海地震が起こる(マグニチュードは7。伊豆半島を中心に被害が出て、25人が死亡する)。
- 1月19日 - TBSテレビで音楽歌謡番組『ザ・ベストテン』放送開始(〜1989年9月)。
- 2月
- 3月
- 8月
世界の出来事[編集]
フィクションのできごと[編集]
- 2月 - 兵藤光彦教授、京都国際科学者会議でUFOと宇宙人の存在について演説。しかし、数日後に外国人によって拉致される。(映画『ブルークリスマス』)[1]
- 春 - ソビエトの探検船「ソビエツキー・ソユーズ号」が初の月面着陸を目指すが、晴の海北東部へと降下中、着陸5分前に交信を絶つ。(小説『晴の海一九七九年』)[2]
- 夏 - インタープラネタリーの宇宙船「プロメテウス号」が、月面雨の海への着陸を目指してオーストラリアのルナ・シティより打揚げられる。史上最初の月面への飛行。(小説『宇宙への序曲』)[3]
- 秋 - アメリカの探検船「スターズ・アンド・アメリカン号」が月面晴の海東端に着陸。周囲の調査を行っている最中、「ペナントが崩れている!」という言葉を最後に通信が途絶する。(小説『晴の海一九七九年』)[2]
- 後半 - 3名の宇宙飛行士を乗せたアメリカの宇宙船が金星へと出発するが、乗組員らは金星で知能を持つ寄生性のビールスに感染してしまう。(小説『金星の尖兵』)[4]
- 不明 - ハリマン・ストロング・アンド・ハリマン産業による最初の月ロケット「パイオニア号」がコロラド州のピーターソン基地から離陸し、月のアルキメデス (クレーター)火口西方に着陸する。(小説『月を売った男』)[5]
- 不明 - C・ワークッチャア博士、世界初の「電子脳」を発明。(漫画『鉄腕アトム』)
- 不明 - 「時間の鍵」の3つ目の破片がストーンヘンジで発見される。同時にロマーナが宗教組織に捕獲され、生贄にされかける。(ドラマ『ドクター・フー』)
脚注[編集]
- ↑ ブルークリスマス - Movie Walker。2018年2月27日閲覧。
- ↑ a b 光瀬龍 『宇宙年代記1 宇宙救助隊二一八〇年』 早川書房、1975年、78,79。ISBN 978-4-15-030058-6。
- ↑ アーサー・C・クラーク 『宇宙への序曲』 早川書房、1992年、9-12,27,118,123,155,156,209,231,248-259,261,264。ISBN 978-4-15-010965-3。
- ↑ エリック・フランク・ラッセル 『金星の尖兵』 東京創元社、1965年、8,95-98,124,203-212。ISBN 978-4-488-63101-7。
- ↑ ロバート・A・ハインライン 『月を売った男』 東京創元社、1964年、105,181,219-231,332。ISBN 978-4-488-61802-5。