1976年
ナビゲーションに移動
検索に移動
1976年(せんきゅうなな(しち)じゅうろくねん)は、1900年代の76年目、20世紀の75年目のことであり、日本の元号では昭和51年である。日本の天皇は昭和天皇であり、首相は三木武夫であったが12月に福田赳夫に交代した。
日本の出来事[編集]
1月[編集]
- 1月6日 - 京都の平安神宮が放火により本殿などが焼失する。
- 1月15日 - 山口県徳山市の出光興産の製油所で爆発事故が発生する。
- 1月20日 - 大和運輸が宅配システム「宅急便」を開始する。
- 1月25日 - 郵便料金が値上げされる。
- 1月29日 - 盗難中のロートレックの名画「マルセル」が無事に戻る。
- 1月30日 - 鹿児島市立病院で5つ子(2男3女)が誕生する。
2月[編集]
- 2月6日 - 野党4党が衆議院予算委員会で追及を開始し、三木武夫首相が真相を究明すると言明する。
- 2月16日 - 衆議院予算委員会で小佐野賢治らを証人喚問する。
- 2月18日 - 藤井松太郎国鉄総裁(7代)が運輸大臣に辞表を提出。
3月[編集]
5月[編集]
6月[編集]
7月[編集]
8月[編集]
- 8月16日 - 田中角栄が起訴される。
- 8月19日 - 自民党反主流派が挙党体制確立協議会(挙党協)を結成する。
- 8月26日 - 自民党が党五役会談で収拾案を出す(当時の五役は中曽根康弘、石田博英、松野頼三、安井謙、灘尾弘吉)。
- 8月30日 - 三木武夫、福田赳夫、大平正芳が三者会談を行なう。
9月[編集]
- 9月1日 - 中曽根康弘と保利茂が会談する。
- 9月6日 - ベレンコ事件が起こる。
- 9月9日 - ベレンコ・ビクトル・イワノビッチソ連空軍大尉が日本からアメリカに向けて亡命する。
- 9月11日 - 自民党の反主流派の両院議員総会が開かれる。三木武夫、保利茂、中曽根康弘、船田中の四者会談で中曽根新提案を了承する。
- 9月14日 - 自民党の両院議員総会が開かれる。
- 9月15日 - 三木改造内閣が成立する。
- 9月16日 - 臨時国会が招集される。
10月[編集]
11月[編集]
- 11月5日 - 福田赳夫が副総理を辞職する。防衛費をGNPの1%以内とすることを決定する。
- 11月6日 - 国鉄が運賃・料金を50%値上げ。
- 11月15日 - 第34回衆議院議員総選挙が公示される。ベレンコ事件のミグ25の機体がソ連に返還される。
12月[編集]
- 12月5日 - 第34回衆議院議員総選挙が行なわれる。
- 12月17日 - 三木武夫首相が退陣を表明する。
- 12月24日 - 福田赳夫内閣が成立する。
海外の出来事[編集]
1月[編集]
2月[編集]
9月[編集]
10月[編集]
フィクションのできごと[編集]
- 5月4日 - 3名の乗組員を乗せた探査船「ケネディII号」が月軌道から最初の火星探査へ出発。しかし、往路で推定軌道を逸れケレスと衝突し粉砕される。この「火星事件」を受け、その後の火星探査計画は放棄される。(小説『アポロの彼方』)[1]
- 日本の学術調査団が南極の古い地層の中から有機物を含有する隕石を発掘。その後、日米合同研究班による隕石の調査の成果の1つとして、東都生物工学研究所の西脇順一博士によって、1984年に進化速度が異常に早い新種細胞「ニシワキ・セル」(南極5号標本)が培養される。(漫画『機動警察パトレイバー』)[2]
- 原子炉の放射線を利用し、エルドラドが復活する。(ドラマ『ドクター・フー』)
- 春 - ヤンヤン、ダサイネン、トンメンタンの浪人生活が始まる。(アニメ『イタダキマン』)
- 12月21日 - モグール帝国の要塞ヘルグラインド、ブロッカー軍団によって撃破。(アニメ『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』)
脚注[編集]
- ↑ バリー・N・マルツバーグ 『アポロの彼方』 早川書房、1980年、14,47,91-93,121-129。ISBN 978-4-15-202027-7。
- ↑ ゆうきまさみ 『機動警察パトレイバー 4』 小学館、2000年、253-255頁。ISBN 978-4-09-193274-7。