1995年
ナビゲーションに移動
検索に移動
1995年(せんきゅうひゃくきゅうじゅうごねん)は、1900年代の95年目のことであり、日本の元号では平成7年である。
日本の出来事[編集]
1月[編集]
- 1月9日 - プロ野球の近鉄バファローズの投手である野茂英雄がアメリカの大リーグ入りのため、任意引退を表明する。
- 1月17日5時46分52秒 - 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が起こる。
- 1月24日 - 歌手の長渕剛が大麻取締法違反容疑で逮捕される(後に不起訴となる)。
2月[編集]
3月[編集]
- 3月9日 - 日本・韓国・アメリカ3か国がニューヨークでKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)設立協定に調印する。
- 3月20日 - 地下鉄サリン事件が起こる。
- 3月22日 - オウム真理教の強制捜査が始まる。
- 3月30日 - 警察庁長官の国松孝次が自宅前で銃撃を受けて重傷を負う。
4月[編集]
5月[編集]
- 5月16日 - オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名:松本智津夫)が逮捕される。
- 5月22日 - 警察庁が地下鉄サリン事件の殺人容疑などで菊地直子元信者らを特別手配する。
- 5月31日 - 東京都知事の青島幸男が選挙公約通り、世界都市博覧会の中止を決定する。
6月[編集]
- 6月9日 - 衆議院本会議で戦後50年決議が自民党、社会党など与党3党などの賛成により決議され、植民地支配や侵略的行為を明記して深い反省の念を表明する。
- 6月23日 - 沖縄県糸満市の平和祈念公園内に沖縄戦の犠牲者を偲ぶ碑である「平和の礎(いしじ)」が造られ、除幕式が行なわれる。
7月[編集]
8月[編集]
- 8月15日 - 村山富市首相が戦後50年に当たって「植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えたことに痛切な反省と心から野田はお詫び」という戦後50年談話(村山談話)を発表する。
9月[編集]
- 9月26日 - 大和銀行(現在のりそな銀行)がニューヨーク支店でのアメリカ国債取引で約11億ドル(日本円で約1100億円)の損失を出したと発表する(いわゆる大和銀行巨額損失事件で、嘱託職員が損失の穴埋めをして隠蔽しており、同行の米国市場からの撤退の原因になる)。
10月[編集]
11月[編集]
- 11月11日 - 岐阜県飛騨市に東大宇宙線研究所の宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」が完成する。
- 11月30日 - 日本の空を21年にわたって飛行し続けた全日空のロッキード・トライスターが鹿児島発羽田行きを最後として引退する。
12月[編集]
- 12月8日 - 福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で試験運転中に冷却材のナトリウムが漏れて火災が発生した上、動力炉・核燃料開発事業団(現在の動燃、日本原子力研究開発機構)により事故の隠蔽工作が行なわれる。
- 12月15日 - 日本、アメリカ、韓国などで作る朝鮮半島エネルギー開発機構(KECD)がニューヨークで北朝鮮と軽水炉供給協定に調印する。
世界の出来事[編集]
1月[編集]
2月[編集]
3月[編集]
4月[編集]
- 4月2日 - 1994年8月から長期のストライキが続いていたアメリカ大リーグの労使紛争で、シカゴで開かれていたオーナー会議が選手会側の申し出受け入れを決めたことにより、労使紛争が選手会側の全面勝利で終結する。
5月[編集]
- 5月2日 - ロサンゼルス・ドジャースに移籍した野茂英雄投手がメジャー初登板を飾る。
6月[編集]
7月[編集]
8月[編集]
- 8月24日 - アメリカのマイクロソフトがパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ95」の英語版が全世界で販売開始される。
- 8月30日 - 北大西洋条約機構(NATO)軍がボスニア・ヘルツェゴビナの首都であるサラエボ周辺を空爆する。
9月[編集]
10月[編集]
11月[編集]
- 11月2日 - アメリカ金融当局が米国債の簿外取引で巨額の損失を出した大和銀行(りそな銀行)と現地子会社に対し、米国内の全ての銀行業務から撤退するように命じる。
- 11月23日 - マイクロソフトがウィンドウズ95日本語版を発売する。
12月[編集]
- 12月15日 - バンコクで東南アジア非核地帯条約が調印される。
フィクションのできごと[編集]
- 1月7日 - アメリカ空軍が開発した人類初のG反応ジェットエンジン搭載戦闘機「トリックスター」が、フロリダ州上空で試験飛行中に空飛ぶ円盤の襲撃を受けて撃墜される。(アニメ『Project BLUE 地球SOS』)[1][2]
- 3月25日 - ベルカ公国が財政難のため独立を認めた周辺国家に対し宣戦布告。ベルカ戦争開戦。(ゲーム『ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR』)
- 4月4日 - 世界連邦国家安全保障対策部の秘密捜査官カシックが、カーニヴァルの会場で予知能力者フロイド・ジョーンズと出会う。(小説『ジョーンズの世界』)[3]
- 春 - 太陽系外から飛来した惑星間移動性単細胞生物「漂流者」が、海王星付近で惑星外パトロールによって確認・捕獲される。(小説『ジョーンズの世界』)[4]
- 6月20日 - ルーメンにてベルカ暫定政権が連合軍への降伏文書へ調印する。ベルカ戦争終結。(ゲーム『ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR』)
- 10月1日 - 当時東城会直系堂島組舎弟頭補佐であった桐生一馬が堂島組組長堂島宗兵を殺害した容疑で現行犯逮捕される。(ゲーム『龍が如く』)
- 時期不明 - 海王星と木星の軌道付近で観測されていた深宇宙の知的存在「スターシーダー」が、軌道上構造体「スカイファック」から地球へ向かうスペース・コマンドの戦艦「チャンピオン号」と接触。チャンピオン号に乗艦していたダンサー、シャーラ・ドラモンドが、「スターダンス」によるスターシーダーとの意志疏通に臨む。(小説『スターダンス』)[5]
- 時期不明 - 世界各地の遺跡に異世界へと繋がるゲートが出現。この事件は後に「開門」と呼ばれることになる。これにより、人間界と神族が住む神界・魔族が住む魔界との交流が始まる。(アニメ『SHUFFLE!』)
- 時期不明 - 超時空戦艦「まほろば」が、機動帝国「怒国」海軍および国連軍と交戦。その後、宇宙の彼方から迫る「敵」に対抗すべく宇宙へと発進する。(漫画『超時空戦艦まほろば』)[6][7]
- 時期不明 - 東京都練馬区光が丘にデジタルワールドからグレイモンならびにパロットモンが襲来、戦闘を行う。その結果、町の一部が破壊される。この一件は後に「光が丘爆弾テロ事件」と呼ばれるようになる。(アニメ『デジモンアドベンチャー (1999年の映画)』)
- 時期不明 - 物理学者R・タンホイザー、後のエーテル理論の基礎となる論文『運動する物体のエーテル電磁気学』を「Pacific Science」誌上で発表する。(アニメ『トップをねらえ!』)[8][9]
- 時期不明 - 地球がザール星間帝国に襲われ壊滅状態の中、楯剣人達が50年前(1945年)にエリオス星から地球に飛来したアダルス基地を再発動させる。(アニメ『未来ロボ ダルタニアス』)
- 時期不明 - 武装要塞国家「OUTER HEAVEN」蜂起。(ゲーム『メタルギア』)
その他[編集]
- 日本の元号では、平成7年。昭和70年に相当する。
脚注[編集]
- ↑ 東野司 『ProjectBLUE 地球SOS 1』 早川書房、2006年、7-20頁。ISBN 978-4-15-030860-5。
- ↑ スタッフコメント文 - 『Project BLUE 地球SOS Blu-ray BOX』公式サイト(バンダイビジュアル)、2016年2月7日閲覧。
- ↑ フィリップ・K・ディック 『ジョーンズの世界』 東京創元社、1990年、1, 20-47, 104。ISBN 978-4-488-69606-1。
- ↑ フィリップ・K・ディック 『ジョーンズの世界』 東京創元社、1990年、20, 39, 40, 73, 79, 104。ISBN 978-4-488-69606-1。
- ↑ スパイダー、ジーンロビンスン 『スターダンス』 早川書房、1987年、14, 45-47, 62, 97-125, 139, 140, 379。ISBN 978-4-15-010750-5。
- ↑ 松本零士 『超時空戦艦まほろば VOL.1』 小学館、1998年、226頁。ISBN 978-4-09-188081-9。
- ↑ 松本零士 『超時空戦艦まほろば VOL.2』 小学館、1998年、125-232頁。ISBN 978-4-09-188082-6。
- ↑ 『トップをねらえ!』第3話アバンタイトルより。
- ↑ 『トップをねらえ大全!』 バンダイビジュアル、2012年、138頁。ISBN 978-4-04-899247-3。