JR西日本125系電車
JR西日本125系電車(JRにしにほん1255けいでんしゃ)とは、2002年から2006年にかけて製造された西日本旅客鉄道の直流近郊型電車である。
概要[編集]
形式はクモハ125形のみ。一両単行運用を最小としている。基本的な構造は223系と同じ。ローカル線用なので種別幕は存在しないが、側面には準備工事がされている。
2ドアであるが、将来の改造を考慮したのか真ん中にもドアの準備工事がされている。
車内は転換クロスシートだが、ドア周辺はロングシートである。また、223系と座席の柄が異なり赤色の座席をしている。かつては全ての車両が3列のシートだったが、小浜線向けは4列に改造された。
125系は連結して2両以上になる運用があるものの電気連結器は設置されていない。そのため、併結運転時はジャンパ栓を繋いで協調運転を行う。この他、207系や221系、223系などとの併結も性能選択スイッチにより可能である。
型式[編集]
クモハ125形[編集]
車両番号:1-18
125系唯一の形式。
運用[編集]
敦賀支所所属の車両が小浜・舞鶴線・北陸本線で、明石支所加古川派出所所属の車両が加古川線にて活躍している。加古川線向けは予備がない。
2023年改正から長い間途絶えていた福知山駅乗り入れが復活した。
今後[編集]
小浜線系統では自治体の都合もありひとまず安泰となるが、問題なのは加古川線向けである。103系の代替時期がそろそろ迫ることから置き換えが噂されるが、ここで125系もろとも巻き添えで置き換えに至る可能性も否定できない。この場合125系は小浜線への集約か、123系の置き換えがままならない山口地区への転用が予想される。また、残留の場合でも後継車との併結対応が望ましいことになる。
その他[編集]
125を名乗る113系のサロ124・サロ125形との関連はなく、形式空白の間隙をついた新形式と言える。なおJR東日本ではこのサロのせいかいきなり127となった。
関連項目[編集]