JR西日本キハ33形気動車
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JR西日本キハ33形気動車(JRにしにほんキハ33けいきどうしゃ)とは、かつてJR西日本が保有していた一般形気動車。
概要[編集]
各所で余っていた国鉄50系客車を気動車に改造して誕生したのが本形式である。しかし、思ったより改造にお金がかかったため、2両改造したところで製造が打ち切られた。形式は両運転台付きのキハ33のみで、2両ともトイレはなかったため1000番台のみ存在する。2010年に引退し、1001のみ津山まなびの鉄道館で保存されている。
運用[編集]
改造後は2両とも米子運転所に配置され、境線、伯備線、山陰本線(生山駅 - 伯耆大山駅 - 米子駅間)の普通列車一部で運用されていたが、2003年10月のダイヤ改正以降は定期運用から外れ予備車となっていた。
2004年8月頃に2両とも鳥取鉄道部西鳥取車両支部に転属し、山陰本線浜坂駅 - 鳥取駅間の普通列車で運用を開始した。本形式はトイレが設置されていないため単独で運用されず、トイレ付きのキハ47形0番台と2両を組み運転された。2010年3月13日のダイヤ改正で定期運用が消滅し、2両とも同年3月30日付けで廃車された。その後、1001は津山まなびの鉄道館で保存され、1002は解体された。
関連項目[編集]
- JR西日本キサハ34形気動車 - 12系客車から気動車から改造された、キハ58系の中間に挟まれて運用された付随気動車。
- JR北海道キハ141系気動車 - 本形式と同じように50系客車を気動車に改造した形式。
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