ドクターイエロー

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ドクターイエローは、東海道新幹線山陽新幹線線路を点検する車両で、「新幹線のお医者さん」とも呼ばれている。車体が黄色いことから、黄色い医者、「ドクターイエロー」という愛称がつけられた。

概要[編集]

乗客を乗せることはできず、線路や電気設備の検査に特化した車両となっており、700系が使われている。他の新幹線と区別をつけるために黄色い車体が採用されている。線路や設備の異常を発見し、安全な運行を支えている。1ヶ月に数回走行していて時刻は非公開だが、ダイヤから特定する鉄オタがいる。見かけると幸運が訪れると言われており、「幸せの黄色い新幹線」とも呼ばれいる。

主な役割[編集]

  • レールや枕木を測定し、ゆがみや破損がないかを確認。
  • 架線や変電設備の状態を測定し、異常がないか確認。
  • 信号や通信設備の動作を検査し、問題がないかを確認。

引退[編集]

JR東海のドクターイエロー「T4」は2025年1月に引退し、JR西日本のドクターイエロー「T5」は2027年に引退予定である。また、「T4」編成はリニア・鉄道館に展示されている。