電気機関車

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電気機関車とは、電気を動力源とする機関車

略称はEL電機

概要[編集]

長所[編集]

  • 主に架線から動力源を取り入れて走行するため、燃料を必要としないし、エネルギー効率が高い。また、電気とレールさえあれば長距離も難なく走れる。
  • 運転時に煤煙やら排気ガスやらを出さないため、環境負荷を低くすることができる。
  • 燃料の積載をする必要がないため、車体を小型化したり、出力を増大することができる。
  • エンジンの代わりに電気モーターを持つため、ディーゼル機関車と比較して騒音が少ない。

短所[編集]

  • 大前提として、一部を除き非電化路線を自走することは不可能[注 3]
  • 車両を洗浄する際、側面部に通風口がある関係上車両洗浄装置を使用することが難しい[注 4]

脚注[編集]

  1. 逆を言えば電化率が低ければディーゼル機関車が主力となる(例:アメリカロシアオーストラリア)。
  2. 国鉄時代や民営化後初期は寝台列車ジョイフルトレインの牽引機としても使われたが、客車側含む車両設備の手間やら電車および気動車とは違った車種故に乗務員訓練を行う手間がかかるやらで近年は減少の傾向にある。特にJR東海が顕著で、なんと2009年には機関車を全廃している。
  3. 蓄電池機関車の場合はところどころに充電設備さえあれば走ることはできるが…。
  4. そのため、作業員らによる手作業がメインとなる。

関連項目[編集]