鉄道敷設法第81号
| 原文 | 奈良県桜井ヨリ榛原、三重県名張ヲ経テ松阪ニ至ル鉄道 及名張ヨリ分岐シテ伊賀上野附近ニ至ル鉄道 並榛原ヨリ分岐シ松山ヲ経テ吉野ニ至ル鉄道 |
| 開業区間 | 近畿日本鉄道大阪線 桜井 - 榛原駅 - 名張駅 - 伊賀神戸駅 - 伊勢中川 69.1 km 近畿日本鉄道山田線 伊勢中川 - 松阪 8.4 km |
| 廃止区間 | 近畿日本鉄道伊賀線 西名張 - 伊賀神戸 9.7 km(1964年10月1日 廃止) |
| 未開業区間 | 日本国有鉄道桜松線 桜井 - 榛原 - 西名張 日本国有鉄道名松線 西名張 - 伊勢奥津 |
| 鉄道先行路線 | 国鉄バス伊賀上野線(伊賀上野 - 上野丸ノ内) |
| 鉄道先行路線廃止代替バス | 三重交通 名張駅前 - 奥津駅前 三重交通 伊賀上野駅前 - 名張駅前 |
鉄道敷設法第81号(てつどうふせつほうだいはちじゅういちごう)は、1922年(大正11年)4月11日に公布・施行された鉄道敷設法で建設予定線として掲げられた鉄道路線。
概要[編集]
現在の地名の表記で奈良県桜井市大字桜井より奈良県宇陀市榛原中心街、三重県名張市中心街を経てに三重県松阪市中心街至る鉄道 及び三重県名張市中心街より分岐して三重県伊賀市上野地区中心街に至る鉄道 並びに奈良県宇陀市榛原中心街より分岐して奈良県宇陀市大宇陀地区中心街[注 1]を経て奈良県吉野郡吉野町大字吉野山に至る鉄道となっている。
俗に言う名松線と伊賀鉄道[注 2]および伊勢奥津以西の未開通区間とが掲げられている。
近鉄大阪線開業後は、主に吉野と松阪、引いては伊勢神宮を大宇陀経由で結ぶ路線として位置付けられ、本線区間でも「桜松線実現」運動がされたが、国鉄・JR線としては、松阪 - 伊勢奥津間のみの開通である。
一方、桜井 - 名張 - 松阪間の本線区間は全線に渡って近鉄が並行している他、敷設法においても近鉄の前身の参宮急行電鉄が広軌路線として開業させたにより、殆ど達成済みである。
伊勢奥津 - 宇陀市(大宇陀) - 吉野間は未開通となっている。近鉄の開通により松阪 - 桜井間を短絡する意義を失い、沿線人口が希薄なのに加え、名古屋からの吉野の連絡意義も認められなかったためである。
実際、名松線の家城 - 伊勢奥津間が台風災害により被災した際も、廃止が検討された。
沿線自治体[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
鉄道敷設法別表 |