JR津軽線
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津軽線(つがるせん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線である。
概要[編集]
青森県東北部を走る路線[1]。主として陸奥湾岸沿いに津軽半島東部を北上して縦断する[1]。途中の中小国[注 1]からはJR北海道海峡線が分岐され、青函トンネルを経て北海道と繫がっている[1]。
沿革[編集]
※出典:[1]
- 1951年(昭和26年):開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化に伴い、JR東日本の所属路線となる。
- 1988年(昭和63年):青函トンネル開通、青森 - 新中小国信号場間を交流電化、新中小国信号場より北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線(青函トンネルを通過)が分岐。
- 2022年(令和4年):3日からの豪雨により、大平 - 津軽二股間で盛土流出等の被害。2023年4月現在、列車は蟹田駅以南で折り返し運転。
- 2024年(令和6年):鉄道存続を求めていた今別町の阿部議治町長が鉄道存続を断念すると会議にて発言、事実上の蟹田〜三厩間(正確には新中小国信号場〜三厩間)の廃止がほぼほぼ確定してしまう。[注 2]
駅・信号場一覧[編集]
- 全列車普通列車、すべての旅客駅に停車
- 電化状況 …25kV:交流電化25kV・50Hz
- 線路(全線単線) … ∨・◇:列車交換可(∨:起点)、|:列車交換不可、ᗑ:三厩駅方面同士の列車の交換は不可
- 全駅青森県内に所在。
- 駅名欄の背景色が■(グレー)の駅(大平駅 - 三厩駅)は、大雨の被害により不通となっている区間の駅を示し、また、■(ライトブルー)は、その駅・信号場(中小国駅・新中小国信号場)がある区間が大雨の被害の関係で貨物列車のみの運行となっていることを示す(2022年8月9日時点)。
電化 状況 |
駅名 | 営業キロ | 接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | ||||||
交流電化 20kV 50Hz |
青森駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道:■奥羽本線 青い森鉄道:■青い森鉄道線 |
∨ | 青森市 | |
(滝内信号所)[* 1] | - | - | | | ||||
新油川信号場 | - | 4.4 | ◇ | ||||
油川駅 | 6.0 | 6.0 | | | ||||
津軽宮田駅 | 3.7 | 9.7 | | | ||||
奥内駅 | 1.8 | 11.5 | ◇ | ||||
左堰駅 | 1.6 | 13.1 | | | ||||
後潟駅 | 1.6 | 14.7 | | | ||||
中沢駅 | 2.1 | 16.8 | ◇ | ||||
東津軽郡 | 蓬田村 | ||||||
蓬田駅 | 2.3 | 19.1 | | | ||||
郷沢駅 | 2.0 | 21.1 | ◇ | ||||
瀬辺地駅 | 2.3 | 23.4 | | | ||||
蟹田駅 | 3.6 | 27.0 | ◇ | 外ヶ浜町 | |||
中小国駅 | 4.4 | 31.4 | 北海道旅客鉄道:海峡線(営業上の境界[* 2]) | | | |||
25kV | 新中小国信号場 | - | 33.7 | 海峡線(および北海道新幹線)との施設上の境界[* 3] | ᗑ | ||
非電化 | |||||||
大平駅 | 3.6 | 35.0 | | | ||||
津軽二股駅 | 11.6 | 46.6 | 北海道旅客鉄道:![]() |
| | 今別町 | ||
大川平駅 | 2.0 | 48.6 | | | ||||
今別駅 | 2.4 | 51.0 | | | ||||
津軽浜名駅 | 1.7 | 52.7 | | | ||||
三厩駅 | 3.1 | 55.8 | | | 外ヶ浜町 |
2023年度の時点で、JR東日本自社による乗車人員集計[2]の対象駅は、青森駅・蟹田駅である。それ以外の駅は完全な無人駅のため集計対象から外されている。
脚注[編集]
- 注
- 出典
外部リンク[編集]
JR東日本の鉄道路線 |