長岡京駅
長岡京駅 | |
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ながおかきょう Nagaokakyo | |
所在地 | 京都府長岡京市 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道 |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
長岡京駅は、京都府長岡京市にあるJR西日本東海道本線(JR京都線)の駅。近郊列車中心の駅で、大津方面などに向かう普通のみが停車する。
駅構造[編集]
長岡京駅は、地上駅であり、橋上駅舎を採用している。改札口は駅構内の上部に設置されており、駅の東西を結ぶ自由通路としても機能している。これにより、駅利用者以外の通行も可能となっており、地域の利便性向上に寄与している。ホーム構造は島式2面4線で、主に内側の2線(2番線・3番線)が旅客の乗降に使用される。外側の1番線および4番線は通過列車用の線路として設けられており、特急列車や貨物列車などが停車せずに通過する際に使用される。ホームは最大12両編成に対応しており、JR京都線の快速列車や普通列車が停車する。駅構内にはエレベーターやエスカレーターが設置されており、バリアフリー対応がなされている。また、改札内外には待合スペースや自動券売機が配置されており、利用者の利便性を考慮した設計となっている。
のりば[編集]
ダイヤ[編集]
日中は1時間に4本、朝ラッシュ時は7本停車する。全て普通列車。
歴史[編集]
長岡京駅は、1931年8月1日、乙訓郡新神足村の住民による請願により「神足駅」として開業した。東海道本線の向日町駅と山崎駅の間に設置されたこの駅は、当初から旅客および貨物の取り扱いを行っていた。駅の設置は地域住民の寄付や用地提供によって実現したものであり、地域密着型の交通拠点としての役割を担っていた。1945年7月19日には、第二次世界大戦中中の神足空襲により、駅周辺で機銃掃射が発生。日本輸送機の女子工員1名が死亡、5名が負傷するなど、戦争の爪痕が残された。戦後の復興とともに長岡京市の都市化が進み、駅の利用者数も増加。1960年には、企業の要望を受けて駅東口の設置が議会で採択され、後に東口が開設された。1985年には、快速列車の停車に対応するため、ホームが12両編成対応に拡張された。1987年には、京都国体を契機として橋上駅舎への改築が行われた。これにより、駅の改札口は地上から橋上へと移され、駅の東西を結ぶ自由通路が整備された。1995年9月1日には、駅名が「神足駅」から「長岡京駅」へと改称された。これは市名との一致を図るためであり、以降は快速列車の全列車が停車するようになった。ちなみに、改称前の駅名標が神足公民館に保存されている。1997年には自動改札機が導入され、2003年にはICカード「ICOCA」の利用が可能となった。2005年には西口に再開発ビル「バンビオ」が完成。駅周辺の都市機能が大きく向上し、長岡京駅は地域の交通・文化の中心としての役割を強めていった。
駅周辺[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 長岡京駅-JRおでかけネット
注[編集]