新幹線H5系電車
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新幹線H5系電車(しんかんせんH5けいでんしゃ)とは、北海道旅客鉄道が北海道新幹線向けに導入した新幹線車両である。
概要[編集]
北海道新幹線の開業に向けて4編成40両が製造された。H2編成のみ日立製作所が製造、それ以外は川崎重工業が製造した。
基本的に新幹線E5系電車とほぼ同じであるが、ラインカラーはライラック・ルピナス・ラベンダーの花を想起させる「彩香パープル」色とされ、ロゴマークも「北海道の雄大さ」やシロハヤブサをモチーフとした北海道と本州が結ばれることによる「速達性・利便性」「地域間交流の広がり」を表現したものとされた[1]。形式名の「H」はJR北海道を英訳した「Hokkaido Railway Company」の頭文字からとったものである[1]。
廃車[編集]
H2編成が福島県沖地震により脱線し、除籍された。1~3号車と8~10号車は社籍を持たない訓練車「H296」に改造された。
運用[編集]
全編成が北海道新幹線と直通する東北新幹線の列車「はやぶさ」「やまびこ」「はやて」に就く。こまちの新幹線E6系電車と併結する運用もある。
脚注[編集]
- ↑ a b JR北海道. “はやぶさ・はやて(北海道・東北新幹線H5系)”. 2025年8月22日確認。
関連項目[編集]
- 新幹線W7系電車 - 同じく、JR東日本の車両をベースに製造された。
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