はやて (列車)

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はやてとは、東北新幹線で運行される列車愛称の一つ。

2018年までは現在のはやぶさとほぼ同じ運用についていた。

概要[編集]

  • 疾風に因んだ命名。
  • 国鉄時代は、「疾病」と漢字書きが似ていたり、冷害のもととなるやませを彷彿とさせたりと、曰く付きな愛称だったため命名は敬遠されたが、2002年改正での東北新幹線八戸延伸に伴いE2系使用の速達型種別として設定された[注 1]
  • しかし、2011年E5系がデビューし、はやてにかわる愛称「はやぶさ」が登場すると、徐々に速達タイプの座を奪われていくことになった。2018年改正で定期上野発着便が消滅。2025年現在は盛岡以北で、かつ初電終電の時間帯にて細々と活躍する運用に留まっている。

運行概況[編集]

  • 2025年現在は盛岡~新函館北斗間に1往復、新青森~新函館北斗間に1往復設定される。すべてE5系またはH5系が使用される。
  • 盛岡以南では、お盆や年末年始(いわゆる繁忙期)の輸送、および航空輸送などの救済臨で稀に大宮発着の臨時列車が設定される。

脚注[編集]

  1. もっとも、公募から決まったものだが、そのときの順位は低く、本来は愛称として使われる予定はなかった。しかし、これといった愛称がなかなかなく、結局妥協案としてこの愛称に決まったというエピソードがある。

関連項目[編集]