2023年3月の鉄道
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2023年3月の鉄道では、2023年3月の鉄道関連の主な出来事を記載する。
国内[編集]
- 3月4日:(~5,11,12日)特急「ありがとうキハ85系ひだ」号が運行。往路では稲沢線を走行。復路では名古屋駅を通過した。
- 3月5日
- 3月6日
- 3月9日:クラF-23編成がEF64 1031に牽引されて大船まで配給輸送される。
- 3月10日:金沢総合車両所敦賀支所所属のEF81 113が、宮原操→松任間で金沢総合車両所松任本所への単機入場回送が実施される[16]。廃車解体やえちごトキめき鉄道への譲渡の噂も飛び交っている。
- 3月11日:東北地方太平洋沖地震発災から12年の節目を迎え、各地で列車緊急停止訓練が実施される。
- 3月12日
- E231系0番台マト103編成の前照灯のLED化(森尾16灯化)が確認される。E231系通勤タイプでは初となる[17]。
- この日をもって、ダイヤ改正で引退する651系による「あかぎ」の定期列車運用が終了。
- 同日をもって中央線快速・五日市線の「ホリデー快速あきがわ」が運行を終了し、中央線快速・青梅線の「ホリデー快速おくたま」も青梅駅〜奥多摩駅間の定期運行が廃止された。
- 3月13日
- 3月14日
- 翌15日早朝にかけて、E231系コツS-14編成が国府津車両センターから秋田総合車両センター青森センター(AM)に入場配給される。牽引機はEF81 141。
- 翌15日早朝にかけて、全般検査のため秋田総合車両センターに入場していたEF64 1032がEF81 97に牽かれて長岡車両センターまで配給輸送される。
- 3月15日:EF65 2139・EF65 2076・EH500-38がEF210-161牽引で新鶴見機関区から大宮車両所へ無動力回送・入場される。EF65の2機については廃車回送とみられている[19][20][21]。2076号機の無動力回送票には、英語で『忘れないで』を意味する『Don’t forget me』と記された。
- 3月16日
- E235系1000番台クラJ-21編成が越後石山から大船までEF64 1031のけん引で配給輸送される。
- E235系1000番台クラF-25・F-26編成用とみられるグリーン車4両が翌18日にかけてJ-TREC横浜から新津まで甲種輸送される。
- 3月17日
- JR黎明期の1989年から東海道線を走り続けてきた「快速アクティー」がこの日の東京20:48発の列車をもって運行を終了した。東京駅には多くのファンが詰めかけたが、快速列車ということもあってか特別なイベントなどはなく寂しい最後となった。
- 東北本線快速「アテルイ」・北越急行超快速「スノーラビット」・特急「スワローあかぎ」・JR/東武 特急「スペーシアきぬがわ」廃止[22][23][24][25][26]。
- JR東日本・651系1000番台の定期運用が消滅[25][27][28]。651系の「草津」における最終運用・草津4号にてラストラン放送が実施された。651系の定期運用としてのラストランは数時間先のスワローあかぎ91号だったが[29]、こちらでは通勤客を考慮してなのかラストラン放送は実施されなかった。また、上野駅にてありがとうコールが発生した。
- JR東海・キハ85系の「ひだ」における定期運用消滅[30]。最終日にはキハ85-1118が名古屋車両区構内でのターンテーブル回転中にキヤ97系ナコR3編成と衝突する事故も発生した。
- JR北海道・キハ183系定期運用消滅。
- JR貨物の新鶴見機関区所属のEF65形の鹿島貨物運用などがこの日付で消滅。
- 相模鉄道の「急行」種別がこの日限りで運行休止(公式プレスリリースは未発表)[31]。
- 東武東上本線「快速」種別がこの日限りで廃止。最終の快速運用は東上線の名物編成の51094Fが担った。
- JR東日本・幕張車両センター所属のキハE130-109が、EF81 134の牽引で木更津→郡山間で郡山総合車両センター(KY)への入場に伴う配給輸送が行われる[32]。
- JR西日本・吹田総合車両所京都支所所属の223系キトR02編成(森の京都QRトレイン)が吹田出場試運転を吹田-向日町操間で実施[33]。
- 組織再編により長岡車両センターが廃止され、所属していたEF64・EF81・DE10・その他貨車は新潟車両センターに転属する。一部の機関車は札の交換も確認される。
- 鉄道ニュースサイト「2nd train」が、「機関車運用状況」の掲載を終了。「貨物ちゃんねる」復旧などが主な理由。
- 3月18日
- 3月19日
- 3月20日
- 3月21日
- 3月22日
- 3月23日
- 3月24日:特急「成田エクスプレス」に使用されるE259系の塗装を変更すると発表[43][44]。インターネット上では、房総特急として活躍中の255系・E257系500番代の置き換えを見据えた塗装変更だとの憶測が広まる。
- 3月25日
- 3月27日
- 福岡市地下鉄七隈線天神南駅~博多駅間が延伸開業。
- 同時に、 福岡市地下鉄の全駅で、クレジットカードのタッチ決済による乗車が可能になった。[47]
- 福井鉄道F2000形(愛称 FUKURAM LINER)が運行開始。
- 22日にJ-TREC新津を出場したE235系クラF-24編成が大船まで配給輸送される。牽引機はEF64 1030。
- 207系H6編成が体質改善工事を終えて吹田総合車両所を出場。
- 651系オオOM204編成が東京総合車両センター田町センターに疎開回送される。同編成は20日に川越車両センターに疎開され、26日に返却されていた。
- 機器更新・要所改造を行った西武6000系6102Fが武蔵丘車両検修場を出場。武蔵丘→飯能→小手指間で試運転(武蔵丘出場試運転)を実施する。これにより、西武6000系の未更新車は6101Fのみとなった。
- 3月28日
- ローズピンクのEF81-97牽引でオハ12-368が群馬車両センターから秋田総合車両センターへ配給輸送される。
- E231系ミツA525編成に掲出されていた「鉄道開業150周年ヘッドマーク」の掲出がこの日をもって終了する。
- (〜29日)205系600番台ヤマY3編成(「いろは」車両)が長野総合車両センターへ廃車回送。牽引を務めたのは新潟のEF64-1030。
- 3月29日:E231系1000番台コツK-14編成が、機器更新を終えて大宮総合車両センターを出場。
- 3月30日
- 3月31日:留萌本線留萌駅~石狩沼田駅が廃止される。最終運行となった同日は日本各地からファンが押し寄せたため、特別に4両編成での運行となった。
国外[編集]
- 3月1日:ロシアのモスクワ地下鉄大環状線(11号線)が全線開通、同時に環状運転を開始した。モスクワ地下鉄では3路線目の環状線となる。総延長は70kmを超え、これは環状地下鉄としては世界最長になる。[50]
- 3月3日:2022年9月13日付で、インドネシアのクレタ・コミューター・インドネシア(PT Kereta Commuter Indonesia)が同国にJR東日本からのE217系譲渡を申請したことが明らかになった[51]。しかし、これについてインドネシア産業省は「国産の車両に切り替えを促す」として、3月1日には既に輸入を認めない方針を示している[52][53]。仮に輸入を禁止して国産電車に切り替えをした場合、車両導入費が数十倍に膨れ上がることからKRLコミューターラインの運賃値上げが懸念されている[54]。
出典[編集]
- ↑ “【JR西】113系L7編成吹田総合車両所廃車回送”. 2nr-train (2023年3月1日). 2023年3月2日確認。
- ↑ “【京急】新1000形1057編成 久里浜工場出場試運転”. 2nd-train (2023年3月1日). 2023年3月2日確認。
- ↑ “【JR東】山形新幹線の新型車両E8系G1編成日中に本線試運転”. 2nd-train (2023年3月1日). 2023年3月2日確認。
- ↑ “【京成】3700形3788編成の7/8号車が組み替えられて運用開始”. 2nd-train (2023年3月2日). 2023年3月3日確認。
- ↑ “【JR西】207系X1編成が和田岬線で試運転”. 2023年3月6日確認。
- ↑ “JR川越線 単線で接近の列車 いずれも青信号 システム不具合か”. NHK NEWS. (2023年3月3日) 2023年3月3日閲覧。
- ↑ “JR川越線の単線区間で上りと下りの電車が数百mまで接近、正面衝突防ぐ停止信号作動”. 読売新聞. (2023年3月3日) 2023年3月3日閲覧。
- ↑ “JR線の単線区間に上下線の電車が進入 約600メートルまで接近 - テレ朝ニュース”. 2023年3月3日確認。
- ↑ “川越線、単線に上下の電車が進入 6百メートルまで接近”. 北海道新聞. (2023年3月3日) 2023年3月3日閲覧。
- ↑ “鉄道開業150年記念「185系で行く横浜線と甲斐路の旅」を発売します!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道横浜支社, (2023年3月6日), オリジナルの2023年1月19日時点によるアーカイブ。 2023年3月6日閲覧。
- ↑ “横浜線を走った特急形電車、小机駅から「団体列車」で3月5日(日)に運転”. 新横浜新聞 (2023年1月20日). 2023年3月5日確認。
- ↑ “【東武】N100系「スペーシアX」甲種輸送”. 2nd-train (2023年3月6日). 2023年3月6日確認。
- ↑ “クラF-23編成がJ-TREC新津出場 - 4号車の5号車寄り”. 2023年3月6日確認。
- ↑ “6000系6108F新宿線転属”. 4号車の5号車寄り (2023年3月6日). 2023年3月13日確認。
- ↑ “西武6000系6108Fが新宿線で営業運転”. 4号車の5号車寄り (2023年3月6日). 2023年3月13日確認。
- ↑ “【JR西】EF81-113金沢総合車両所松任本所入場回送”. 2nd-train (2023年3月10日). 2023年3月13日確認。
- ↑ “マト103編成の前照灯がLED化 - 4号車の5号車寄り”. 2023年3月12日確認。
- ↑ “【JR東】E493系量産車オク02編成 甲種輸送”. 2nd-train. 2023年3月13日確認。
- ↑ “【JR貨】EF65-2139+EF65-2076+EH500-38が大宮車両所へ回送 - 2nd-train”. 2023年3月15日確認。
- ↑ “EF65 2076・EF65 2139がOM入場”. 4号車の5号車寄り (2023年3月15日). 2023年3月15日確認。
- ↑ “EF65-2139など 回送”. 鉄道コム (2023年3月15日). 2023年3月15日確認。
- ↑ 2023年3月ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道横浜支社(2023年1月24日閲覧)
- ↑ 2023年3月ダイヤ改正 - 東日本旅客鉄道盛岡支社(2023年1月24日閲覧)
- ↑ 2023年3月18日 ほくほく線ダイヤ改正 - 北越急行(2023年1月24日閲覧)
- ↑ a b 2023年3月ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道高崎支社(2023年1月24日閲覧)
- ↑ 2023年3月ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道大宮支社(2023年1月24日閲覧)
- ↑ “651系1000番台と特急「草津」「スワローあかぎ」が運行終了”. 4号車の5号車寄り (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ “【JR東】「草津号」「スワローあかぎ」運行終了”. 2nd-train (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ “【人大量!】651系 スワローあかぎ91号 ラストラン!上野出発!!”. てつとおのブログ (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ JR東海公式プレスリリース(2023年1月24日閲覧)
- ↑ “【相鉄】急行の運転が終了”. 2nd-train (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ “【JR東】キハE130-109 郡山車両センター入場配給”. 2nd-train (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ “【JR西】223系R02編成(森の京都QRトレイン) 吹田総合車両所出場試運転”. 2nd-train (2023年3月17日). 2023年3月18日確認。
- ↑ “「普通乗車券」と「通勤定期券」の運賃改定のお知らせ - JR東日本” (2022年12月27日). 2023年4月1日確認。
- ↑ “「オフピーク定期券」のサービスを開始します(PDF)”. JR東日本 (2022年12月27日). 2023年4月1日確認。
- ↑ “和田岬線で22年間走ったスカイブルーの103系の勇退!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2023年2月27日), オリジナルの2023年3月6日時点によるアーカイブ。 2023年3月13日閲覧。
- ↑ “国鉄103系引退で注目「和田岬線」どんな路線? 今年で123歳 市が廃止提案したことも”. 乗りものニュース (2023年3月11日). 2023年3月13日確認。
- ↑ karafuto0701のツイート (1637342619218108419)
- ↑ “【JR東】651系OM204編成川越車両センターへ疎開回送” (2023年3月20日). 2023年3月22日確認。
- ↑ “サウシードッグの「優しさに溢れた世界で」JR松江駅の発車メロディーに(Sデジオリジナル記事)” (2023年3月21日). 2023年3月21日確認。
- ↑ “<懐かしの車体カラー・ラッピング列車>車両運用行路についてのお知らせ 【2023年3月18日~2023年3月31日】”. しなの鉄道株式会社 (2023年3月15日). 2023年4月6日確認。
- ↑ “【JR東】651系1000番台OM203編成 郡山総合車両センターへ配給”. 2023年3月23日確認。
- ↑ “特急「成田エクスプレス」の車両デザインをリニューアルします” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2023年3月24日), オリジナルの2023年4月28日時点によるアーカイブ。 2023年5月2日閲覧。
- ↑ “成田エクスプレスの車両が塗装変更へ”. 鉄道コム (2023年3月26日). 2023年5月1日確認。
- ↑ JR東日本公式プレスリリース(2023年2月17日閲覧)
- ↑ “【JR西】285系I3編成(サンライズエクスプレス)を使用した団臨が東京から運転 - 2nd train” (2023年3月25日). 2023年3月27日確認。
- ↑ https://fukuoka-an.com/article/2023011001
- ↑ https://trafficnews.jp/post/125482
- ↑ “屛風浦駅のご案内方法の変更について” (日本語). 2023年6月9日確認。
- ↑ Webページ (2023年3月15日). “モスクワ地下鉄の大環状線が全線開業”. 日本貿易振興機構
- ↑ “Isi Surat KCI ke Kemendag Soal Impor KRL Bekas Jepang Usia 28 Tahun”. CNN Indonesia. (2023年3月3日) 2023年3月3日閲覧。
- ↑ “日本の中古車両輸入認めず 国産への切り替えを 産業省”. じゃかるた新聞 (2023年3月1日). 2023年3月3日確認。
- ↑ “日本から中古鉄道348両輸入、産業省認めず”. NNA ASIA. (2023年3月1日) 2023年3月3日閲覧。
- ↑ “KRLが運賃値上げか INSTRAN 日本の車両輸入できず”. じゃかるた新聞 (2023年3月3日). 2023年3月3日確認。
注釈[編集]
- ↑ なお、2023年3月から運用が変わった可能性があり、現在では西線に1000番台が入ることも以前に比べると増えた。