2023年4月の鉄道
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2023年4月の鉄道では、2023年4月の鉄道関連の出来事を列挙する。
国内[編集]
- 4月1日
- 2022年8月の豪雨災害の影響で運休が続いていたJR東日本・磐越西線(会津若松 - 新津)で全区間の運転が再開される[1][2][3]。これに伴い、喜多方 - 野沢間で運行されてきた代行バスは3月31日付で運行を終了する。また、同時に同線喜多方 - 野沢間ではワンマン運転を開始する[3]。
- JR西日本が、コロナウイルスによる業績悪化を理由に全体的な値上げを実施。割安なB特急料金が廃止され、管内の特急は全てA特急料金に統一される。山陽新幹線では、一部列車の指定席料金を110~420円値上げ。京阪神エリアでは普通運賃に「鉄道駅バリアフリー料金」が加算され、一部特定区間では10~50円値上げとなる。
- JR各社でグリーン車・寝台車にシーズン別特急料金の適用を開始。「閑散期」は通常の200円引き、「繁忙期」は200円増し、「最繁忙期」は400円増しとなる。
- 叡山電鉄茶山駅が茶山・京都芸術大学駅に改称。
- JR西日本が、長年京都エリアで運行してきた抹茶色の113系・117系の引退を公式ツイッターで発表した[4][5]。同形式は2022年ごろより阪和線・宝塚線・神戸線などで余剰となった221系・223系による置き換えが進められてきた。
- 4月3日
- JR貨物・隅田川駅常駐実設訓練機送り込みのため、新鶴見機関区所属のEF65 2086がEF65 2068に牽かれ次位無動力で回送される。
- 宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線の乗務員習熟試運転が始まる。
- 4月4日:東京メトロ会長の本田勝氏が、2022年12月ごろに東証プライム上場の『航空施設』へ人事介入を行っていたことが発覚した。
- 4月5日
- 4月6日
- 315系C14編成が日本車輌製造を出場。
- 名鉄6500系6407Fと6800系6801Fが舞木検査場から大江に回送され、ほぼ両系列の廃車発生が確実となる。
- 4月7日
- 4月8日:「SLレトロぐんま水上」「EL/DL横川ナイトパーク」が運転。春シーズンにおける高崎エリアの臨時客車列車の運行が始まる。
- 4月12日
- 4月14日
- 西武鉄道6000系6101Fが南入曽車両基地から武蔵丘車両基地まで回送され、武蔵丘車両検修場に機器更新施工のため入場[8][9][10]。これに伴い、同形式のGTO-VVVF車が消滅する。
- JR品川駅構内の車両基地(東京総合車両センター田町センター)において行われる「『青い名機、再び。』撮影会」の実施に伴い、JR東日本・ぐんま車両センター所属のEF65 501が深夜に高崎→田端操→大宮操→新鶴見信→品川の経路で単機回送される。また、尾久車両センター所属のEF65 1102・EF65 1103は田端操→大宮操→新鶴見信→品川間の経路で、JR貨物・新鶴見機関区所属のEF65 2101は新鶴見信→品川間の経路で同じく深夜に単機回送される。
- 4月15日
- 16日にかけて、JR東日本首都圏本部は「『青い名機、再び。』撮影会」を開催。EF65形4機(501号機、1102号機、1103号機、2101号機)を展示し、往年の寝台特急のヘッドマーク掲示が行われる[11][12][13]。2101号機は1101号機のネームプレートに復刻された。
- JR貨物・愛知機関区所属のEF64 1025が、塩尻機関区篠ノ井派出へ送り込みのため5463レの次位無動力で回送される[14][15]。牽引機は高崎機関区のEH200-17。
- 10両編成の「赤電復刻塗装」をお披露目する「赤電15両編成撮影会」を土浦運輸区にて実施。同日の夕方には、1日限りで15両編成フルラッピングのままで運用に入った[16]。
- 京王線開業110周年を記念し、新宿駅や明大前駅などで記念乗車券を発売[17]。同日からは110周年記念ヘッドマークを取り付けた列車(京王9000系9702F)が運行を開始した[18][19]。
- 16日にかけて、JR東日本の特急「さわら・かしま」が八王子~鹿島神宮間で運行[20]。中央線快速の新宿以西・国立以東では珍しいE257系500番代の入線が見られた。
- 突如舞浜駅の発車メロディが変更。東京ディズニーリゾート40周年記念とみられる[21][22]。発車メロディには、1番線は「君の願いが世界を輝かす」、2番線は「リビング・イン・カラー」が採用されている。
- 4月16日:阿武隈急行は第一高子沼架道橋の拡幅工事に伴い、正午頃より終日全線運休となりバス代行輸送を実施する[23][24]。
- 4月17日
- E493系02編成が郡山から所属先の尾久車両センターへ回送される。機関車置き換えに向けての動きが着実に進む。
- E235系クラJ-22編成が、総合車両製作所新津事業所(J-TREC新津)出場に伴い越後石山→大船間で配給輸送される。牽引機は3月に全検出場したばかりのEF64 1032。
- 4月18日:ED75-759がEF81-97牽引で秋田総合車両センターから仙台車両センターへ出場回送。
- 4月19日
- 211系K109・K117編成が西浜松へ廃車回送。211系神領3連全廃。
- JR九州の415系Fo103編成が西小倉に廃車のため回送される。牽引機はDE10-1753
- 4月20日:315系C15編成が日本車輌を出場し試運転を行う。
- 4月21日
- 4月22日:185系オオB6編成による臨時特急「あしかが大藤まつり号」が大船 - 桐生間で運行される。同月23日・5月3〜6日にも運行される。
- 4月24日
- E235系1000番台クラF-25編成が越後石山から大船にかけて配給輸送される。牽引機はEF64 1031。この編成は19日にJ-TREC新津を出場していた。
- JR東海のN700a系X18編成が浜松工場へ廃車回送される[28]。
- 4月26日:EF81 139牽引で651系オオOM204編成が郡山総合車両センターへ廃車回送される。
- 4月27日
- 4月29日
- EF65 1103を使用した熱海試単(田端運転所東海道線ハンドル訓練)が田端操 - 熱海間で運転[31]。熱海試単の運転は2022年7月以来、実に9か月ぶりの施行となり、沿線には多くの撮影者が訪れた。熱海試単は翌日の30日にも運転された。
- 小湊鉄道・房総里山トロッコ1号が車両の故障で立ち往生し、キハ205+里山トロッコ+キハ40-5+キハ40-1の組成で五井機関区まで救援回送される[32]。
- 北陸鉄道・浅野川線8801編成が、往年の京王井の頭線カラー(ブルーグリーン)に復刻したことにあわせ、お披露目を兼ねた撮影会が内灘駅構内で実施される[33][34]。
- 有田陶器市の開催に合わせて、JR九州が臨時列車有田陶器市号を運行した。運行は5月5日まで行われた。[35]
- 4月30日:「ほくそう春まつり2023」の開催に合わせ、京成本線・北総線内で臨時特急「ほくそう春まつり号」が八千代台→京成高砂→千葉ニュータウン中央間で運転される[36][37][38]。千葉ニュータウン鉄道9200形9201編成(特製ヘッドマーク付き)が充当され、9200形の京成高砂以東における初の旅客運用となった。
国外[編集]
出典[編集]
- ↑ “磐越西線 全線運転再開について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道東北本部・東日本旅客鉄道新潟支社, (2023年2月22日), オリジナルの2023年2月22日時点によるアーカイブ。 2023年2月22日閲覧。
- ↑ “磐越西線、4月1日に運転再開 昨年8月に鉄橋崩落”. 産経新聞. (2023年2月22日) 2023年2月22日閲覧。
- ↑ a b “磐越西線の全線再開は4月1日…濁川橋梁が倒壊した喜多方-山都間が復旧へ”. レスポンス. (2023年2月22日) 2023年2月22日閲覧。
- ↑ JR西日本ニュース【公式】のツイート(2023/4/1,20:51)
- ↑ “https://twitter.com/KOSE113_C5/status/1638049337111609344” (日本語). Twitter. 2023年3月23日確認。
- ↑ “【JR東】EF81-80秋田総合車両センター入場回送”. 2nd-train (2023年4月5日). 2023年4月6日確認。
- ↑ “クラJ-22編成がJ-TREC新津出場”. 4号車の5号車寄り (2023年4月12日). 2023年4月13日確認。
- ↑ “西武6101F武蔵丘入場(同形式最後のGTO-VVVF車)”. 4号車の5号車寄り (2023年4月14日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “【西武】6000系6101F 武蔵丘車両検修場入場”. 2nd-train (2023年4月14日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “西武6000系6101F”. TSUKUBA EXPRESS STYLE (2023年4月14日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “「青い名機、再び。」撮影会を開催します! ~往年の寝台特急撮影会~” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道首都圏本部, (2023年3月27日), オリジナルの2023年3月27日時点によるアーカイブ。 2023年4月6日閲覧。
- ↑ “品川駅 EF65形撮影会(ツアー)”. 鉄道コム (2023年3月27日). 2023年4月13日確認。
- ↑ “【JR東】「青い名機、再び。」(昼の部)撮影会開催”. 2nd-train (2023年4月15日). 2023年4月15日確認。
- ↑ “【JR貨】EF64-1025が新鶴見機関区から回送”. 2nd-train (2023年4月15日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “EH200形 高崎A230仕業に17号機が充当(2023/04/15)”. 4号車の5号車寄り (2023年4月15日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “E531系赤電ラッピング車両同士が連結し営業運転開始”. 4号車の5号車寄り (2023年4月15日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “「京王線開業110周年 記念乗車券」を発売します!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 京王電鉄株式会社, (2023年4月7日), オリジナルの2023年4月15日時点によるアーカイブ。 2023年4月16日閲覧。
- ↑ “【京王】「開業110周年記念」ヘッドマークを取り付け開始”. 2nd-train (2023年4月15日). 2023年4月16日確認。
- ↑ photofan428のツイート (1647382376887238656)
- ↑ “【JR東】特急「さわら・かしま」が臨時運行(2023年春臨)”. 2nd-train (2023年4月15日). 2023年4月15日確認。
- ↑ “舞浜駅発車メロディが2023年4月15日から40周年仕様に変更”. dpost.jp (2023年4月15日). 2023年4月15日確認。
- ↑ “舞浜駅の発車メロディが変更”. 4号車の5号車寄り (2023年4月16日). 2023年4月16日確認。
- ↑ “計画運休に伴うバス代替輸送のお知らせ” (日本語) (プレスリリース), 阿武隈急行株式会社, (2023年3月6日)
- ↑ “【阿武急】「2023年4月16日12時より工事のため全線運休」を発表”. 2nd-train (2023年3月13日). 2023年3月13日確認。
- ↑ “4月21日(金)から「2023 高尾・陣馬スタンプハイク」を実施します!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 京王電鉄株式会社, (2023年4月13日), オリジナルの2023年4月13日時点によるアーカイブ。 2023年4月16日閲覧。
- ↑ “京王 高尾・陣馬ヘッドマーク 掲出”. 鉄道コム (2023年4月13日). 2023年4月16日確認。
- ↑ 徳島 NEWS WEB (2023年4月26日). “JR四国 徳島の牟岐線など赤字路線めぐり自治体と協議開始へ”. 日本放送協会 2023年6月13日閲覧。
- ↑ “【JR海】N700A(スモールA)X18編成が浜松工場へ廃車回送” (2023年4月25日).
- ↑ “651系OM201編成が宇都宮へ回送”. 4号車の5号車寄り (2023年4月27日).
- ↑ “【JR東】E657系K2編成「黄色」(イエロージョンキル)が郡山総合車両センター出場”. 2nd-train (2023年4月27日).
- ↑ “【JR東】EF65-1103 熱海試単(20230429)”. 2nd-train (2023年4月30日). 2023年5月1日確認。
- ↑ “【小湊】里山トロッコが故障により救援”. 2nd-train (2023年4月29日). 2023年5月1日確認。
- ↑ “【北鉄】京王電鉄井の頭線カラーに復刻した浅野川線8801編成「お披露目撮影会」開催(午前コース)”. 2nd-train (2023年4月29日). 2023年5月1日確認。
- ↑ “【北鉄】京王電鉄井の頭線カラーに復刻した浅野川線8801編成「お披露目撮影会」開催(午後の分)”. 2nd-train (2023年4月29日). 2023年5月1日確認。
- ↑ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/03/15/220315_arita_toukiichi_rinji.pdf
- ↑ “臨時特急「ほくそう春まつり号」運転”. railf.jp (2023年4月30日). 2023年5月1日確認。
- ↑ “【北総】臨時特急「ほくそう春まつり号」運転(2023)”. 2nd-train (2023年4月30日). 2023年5月1日確認。
- ↑ “「ほくそう春まつり号」運転”. 4号車の5号車寄り (2023年4月30日). 2023年5月1日確認。