赤毛のアン (アニメ)

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赤毛のアン』(あかげのアン)は、1979年1月7日から12月30日までフジテレビ系列の「世界名作劇場」で全50話が放送されたテレビアニメ日本アニメーションが制作する世界名作劇場シリーズの5作目。

原作はルーシー・モード・モンゴメリの『赤毛のアン』。演出は高畑勲。作画監督・キャラクターデザインは近藤喜文。レイアウト(クレジットは場面設定・画面構成)を宮崎駿が担当したが、第15話で降板したため、桜井美知代が第18話からレイアウト(クレジットは場面構成)を担当した。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ『きこえるかしら』
  • エンディングテーマ『さめない夢』
    • 作詞:岸田衿子
    • 作曲・編曲:三善晃
    • 歌:大和田りつこ

評価[編集]

  • 富野由悠季は「『ハイジ』『母をたずねて三千里』とご一緒して、自分のなかにも〝高畑イズム〟がだんだん浸透していくのを感じていましたが、その一つの到達点が『赤毛のアン』だと思っています。それまで七転八倒してきた成果があらわれて、正直、舌を巻くぐらいの名作だと思います」と評している[1]
  • 押井守は「『赤毛のアン』でどれだけ勉強させてもらったか判らないし、『じゃりン子チエ』でも相当勉強させてもらった。何度観たか判らないから。演出家としてあれほどためになる作品もないと思ったし、同業者の人はもれなく同じことを言うよ。」と述べている[2]
  • 細田守はラジオ番組で『赤毛のアン』について「歴史上の全テレビアニメのなかでいちばん好き」「昔は分からなかったことが今は分かるようになった自分にも誇らしくなるというのかな。この内容が分かるくらい大人になった、映画を鑑賞する力がついた、そういうふうにして作品とともに一生楽しめる。そういう作品があるってすごく幸せだと思う」と語った[3]。またテレビ番組で自身の活動にも大きな影響を与えたという「今、絶対に観てほしい5つのアニメ」として、いずれも1979年に公開された『赤毛のアン』、劇場版『エースをねらえ!』、『機動戦士ガンダム』、劇場版『銀河鉄道999』、『ルパン三世 カリオストロの城』を紹介した[4]

劇場版[編集]

赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』はテレビシリーズ『赤毛のアン』の第1話から第6話を1989年に高畑勲が監修して再編集した劇場版。1994年にLD、1998年にVHSが発売された。2010年7月17日に劇場公開された。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

出典[編集]

  1. 富野由悠季、野口智弘「インタビュー 富野由悠季」『キネマ旬報』2018年6月上旬特別号
  2. 押井守『誰も語らなかったジブリを語ろう』東京ニュース通信社、発売:徳間書店、2017年、178-179頁
  3. 細田守監督、最も影響された作品は「赤毛のアン」 1979年は「アニメの世界で革命的な年」 サンスポ、2018年7月16日
  4. 細田守監督の「今、絶対に観てほしい5つのアニメ」とは?『世界一受けたい授業』番組レポ アニメイトタイムズ、2021年8月15日

関連項目[編集]

関連文献[編集]

  • 高畑勲『映画を作りながら考えたこと』(徳間書店、1991年)
  • 『ニュータイプイラストレイテッド・コレクション 赤毛のアン』(角川書店ニュータイプ編集部、1992年)
  • 松本正司香織ほか『やっぱり赤毛のアンが好き』(世界文化社、1994年)
  • 井岡雅宏『井岡雅宏画集――「赤毛のアン」や「ハイジ」のいた風景』(徳間書店スタジオジブリ事業本部[ジブリ the artシリーズ]、2001年)
  • 河出書房新社編集部編『世界名作劇場「赤毛のアン」メモリアル・アルバム』(河出書房新社、2005年)
  • 佐藤昭司『「赤毛のアン」がテレビアニメになった日』(扶桑社、2010年)
  • 叶精二『日本のアニメーションを築いた人々 新版』(復刊ドットコム、2019年)

外部リンク[編集]