山本二三
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山本 二三(やまもと にぞう、1953年(昭和28年)6月27日 - 2023年(令和5年)8月19日) は、アニメーション美術監督。
略歴[編集]
長崎県福江市(現・五島市)出身[1]。東京デザイナー学院(現・東京ネットウエイブ)卒業。アニメーション背景画の会社に勤務[1]。日本アニメーションに入社し[1]、『未来少年コナン』(1978)で初の美術監督を担当[2]。『シートン動物記 りすのバナー』(1979)で美術助手を担当[2]。伊藤主計に師事[3]。『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)で美術監督の青木勝志に代わってテレコム・アニメーションフィルムに入社し、唯一の社内美術班として背景を担当[4]。続いて『じゃりン子チエ』(1981)の美術監督を担当[2]。1982年8月に大塚康生、高畑勲、宮崎駿、篠原征子、近藤喜文、友永和秀、富沢信雄、丹内司、丸山晃一、田中敦子、道籏義宣、竹内孝次とともに渡米し、ディズニーのフランク・トーマスとオリー・ジョンストンからアニメーションのレクチャーを受けた[5]。1985年9月にテレコムを退社し、スタジオジブリで『天空の城ラピュタ』(1986)の美術監督を野崎俊郎と共同で担当[2]。その後、『火垂るの墓』(1988)、『もののけ姫』(1997)、『時をかける少女』(2006)の美術監督を担当。『ミヨリの森』(2007)で初の監督を担当。
著書[編集]
- 『フィルムからの言葉――山本二三画集』(画、角川書店ニュータイプ編集部[ニュータイプ イラストレイテッド・コレクション]、1993年)
- 『遠い海から来たクー』(画、景山民夫原作、角川書店[NEW TYPE GARDEN STORIES]、1993年)
- 『時をかける少女 ARTBOOK――山本二三と絵映舎の世界』(角川書店、発売:角川グループパブリッシング、2007年)
- 『山本二三背景画集――ART & TECHNIQUE』(廣済堂出版、2012年)
- 『山本二三 風景を描く』(美術出版社[美術出版ライブラリー技法編]、2013年)
- 『希望の木――DVD付き絵本』(絵、新井満文、東京法令出版、2015年)
- 『山本二三百景』(枻出版社、2018年、新装版2019年)
- 『五島百景画集』(マウンテンブック、2021年)
出典[編集]
関連文献[編集]
- 高畑・宮崎作品研究所編『山本二三画文集 輝きは背景の奥に』(RST出版、2000年)
- コミックス・ドロウイング編集部編著『背景イラストの描き方 アナログ編――様々な画材と技が産み出す、温かみのある風景』(誠文堂新光社、2012年)
- ファミ通責任編集『世界樹の迷宮Ⅳ伝承の巨神公式設定画集』(エンターブレイン、2012年)
- 神戸市立博物館編『山本二三展――日本のアニメーション美術の創造者 天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女』(神戸新聞社、2011年)
- 『世界樹と不思議のダンジョン公式設定資料集』(KADOKAWA・DWANGO、発売:KADOKAWA、2015年)
- サイドランチ『名建築の空想イラスト図鑑』(エクスナレッジ、2017年)
- 『新・山本二三展――アニメーション美術の創造者』(神戸新聞社、2022年)