アルプスの少女ハイジ
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『アルプスの少女ハイジ』(あるぷすのしょうじょはいじ)は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリがドイツ語で書いた児童文学作品。1880年に『ハイジの修業時代と遍歴時代』(原題:Heidis Lehr- und Wanderjahre)、1881年に『ハイジは習ったことを使うことができる』(原題:Heidi kann brauchen, was es gelernt hat)の2部構成で刊行された。
1974年のイギリス制作のテレビドラマ『アルプスの少女ハイジ』(原題:Heidi)、1978年のスイス・西ドイツ制作のテレビドラマ『アルプスの少女ハイジ』(原題:Heidi)など20本以上の映像化作品がある。
テレビアニメ[編集]
『アルプスの少女ハイジ』(あるぷすのしょうじょはいじ)は、1974年1月6日から12月29日にフジテレビ系列で毎週日曜日に全52話が放送されたテレビアニメ。「カルピスまんが劇場」の第6作目。企画は瑞鷹エンタープライズ、アニメーション制作はズイヨー映像(瑞鷹エンタープライズの制作部門)。演出(監督)は高畑勲、場面設定・画面構成は宮崎駿、キャラクターデザイン・作画監督は小田部羊一が担当した。
ストーリー[編集]
少女ハイジはアルムおんじに預けられるが、途中でフランクフルトに連れて行かれてしまう。
登場人物[編集]
- ハイジ・アーデルハイト(ハイジ、Heidi)
- 声 - 杉山佳寿子
- 主人公。
- ロッテンマイヤーさん
- フランクフルトでハイジに厳しく接する、ある意味悪役の女性。
劇場版[編集]
- 『アルプスの少女ハイジ』(1974年3月21日公開) - テレビアニメ版の第4話「もう一人の家族」のブローアップ版。
- 『アルプスの少女ハイジ』(1975年3月15日公開) - テレビアニメ版の第45話「山の子たち」のブローアップ版。
- 『アルプスの少女ハイジ』(1979年3月17日公開) - テレビアニメ版を再編集した映画。テレビアニメ版に関わっていないスタッフが編集したものであり、高畑勲、宮崎駿、小田部羊一の3人を中心に23人のテレビ版スタッフが新作映画であるかのような虚偽宣伝を行っているとして映画を制作した瑞鷹エンタープライズと配給の東宝東和に抗議を行った[1]。
出典[編集]
アニメ版に関する文献[編集]
- 『BSアニメ夜話Vol.7 アルプスの少女ハイジ』(キネマ旬報社[キネ旬ムック]、2008年)
- ちばかおり『アルプスの少女ハイジの世界』(求龍堂、2008年)
- 中島順三「テレビアニメーションが到達したひとつの頂上 『アルプスの少女ハイジ』とその時代」(全7回、『熱風』11巻7号(通号127号)-12巻2号(通号134号)、2013年7月-2014年2月)
- ちばかおり、川島隆『図説 アルプスの少女ハイジ――『ハイジ』でよみとく19世紀スイス』(河出書房新社[ふくろうの本]、2013年、増補改訂版2022年)
- 小田部羊一『「アルプスの少女ハイジ」小田部羊一イラスト画集』(廣済堂出版、2013年)
- ジャン=ミシェル・ヴィスメール著、川島隆訳『ハイジ神話――世界を征服した「アルプスの少女」』(晃洋書房、2015年)
- ちばかおり『ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々』(岩波書店、2017年)
- 森田安一『『ハイジ』の生まれた世界――ヨハンナ・シュピーリと近代スイス』(教文館、2017年)
- 森田安一『「ハイジ」が見たヨーロッパ』(河出書房新社、2019年)
- 西口拓子「高畑勲『アルプスの少女ハイジ』――ドイツ語版アニメーションとの比較研究」、米村みゆき、須川亜紀子編『ジブリ・アニメーションの文化学――高畑勲・宮崎駿の表現を探る』(七月社、2022年)