調布駅
調布駅 (ちょうふえき) とは、東京都調布市布田にある京王電鉄の駅である。
概要[編集]
京王線と京王相模原線が分岐する、運行上の要衝である。数は少ないが当駅が終点の列車や当駅始発の列車もいくつか存在する。ただし、ここでは折り返しができないため折り返す場合はつつじヶ丘まで一旦回送される。京王相模原線に存在する快速つつじヶ丘行きは、かつては各駅停車調布行きだったものの地下化により調布で折り返せなくなったためつつじヶ丘まで延長したものである。
2012年に連続立体交差事業により地下駅となったが、これにより調布駅で折り返すことができなくなった。2017年9月29日に地上にあったホームの跡地に駅ビル「トリエ京王調布」が開業した。
土休日は2本のみ当駅始発の特急新宿行きが設定されている。これらの特急は競馬開催時に府中競馬正門前駅始発の特急新宿行きとなる。
構造[編集]
この駅のホームは上下2層構造になっており、下り線 (京王八王子方面) が地下2階、上り線 (新宿方面) が地下3階にある。改札口はその上の地下1階にある。ホームドアが設置されており、人身事故の防止につながっている。上り方面ホームは赤、下り方面ホームは青をホームドアやエスカレーターの部分の天井に使用し、色で見分けられるようになっている。
のりば[編集]
1面2線×2層構造となっている。ホーム新宿寄りの先端には、京王線の地下急行線(複々線)建設予定地が確保されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
下りホーム(地下2階) | |||
1・2 | KO 京王線 | 下り | 京王八王子・高尾山口方面 |
KO 相模原線 | 京王多摩センター・橋本方面 | ||
上りホーム(地下3階) | |||
3・4 | KO 京王線 | 上り | 新宿・S 都営新宿線方面 |
沿革[編集]
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- 1913年(大正2年)4月15日 - 京王電気軌道の駅として開業。当時は当駅が終点だった。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 京王が東急に吸収されたため東京急行電鉄の駅となる。
- 1953年(昭和28年)6月1日 - 東急から分離し、京王帝都電鉄の駅となる。
- 時期不明 - 北口バスロータリーができる。
- 1997年(平成9年)10月1日 - 南口バスロータリーができる[1]。
- 2012年(平成24年)8月19日 - 連続立体交差事業により地下駅へ切り替え。ホームドア稼働。接近メロディを「ありがとう」(いきものがかり)へ変更。
- 2017年(平成29年)9月29日 - 駅ビル「トリエ京王調布」開業。
- 2021年(令和3年)
名所[編集]
近藤勇生誕の地[編集]
調布市上石原に「新選組局長 近藤勇生誕の地」の看板が建つ。西光寺には近藤勇の座像が建っている。毎年10月には「近藤勇生誕地まつり」が調布の西光寺や調布駅付近で行われ、天然理心流演武、浪士組の殺陣が披露される。
調布飛行場[編集]
調布飛行場は東京都調布市(一部は三鷹市・府中市)にある東京都港湾局が運営する飛行場である。定期航空路として新中央航空が運航する伊豆大島(1日3便)、三宅島(1日3便)、新島(1日4便)、神津島(1日3便)への路線がある。
当駅から小田急バス調40系統 調布飛行場行きのバスが出ており、簡単にアクセス可能。
バス路線[編集]
駅には「調布駅北口」バス停と「調布駅南口」バス停がある。調布駅北口は中央線の駅方面のバス路線が、調布駅南口は小田急線の駅方面のバス路線が多く発着する。
なお、調布駅北口と調布駅南口は小田急バスの4か所の営業所(吉祥寺、武蔵境、狛江、新百合ヶ丘の各営業所)の車両が乗り入れる唯一の停留所となっており、不定期運行便を含めると新宿よみうりランド線(若林営業所)を含めると5か所にも上る。
詳細は「調布駅北口バス停留所」、「調布駅南口バス停留所」を参照
所在地[編集]
- 東京都調布市布田4-32-1
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- ↑ 「小田急バス60年史」P127
- ↑ お知らせ【報告】京王線調布駅に副駅名標を掲出:電気通信大学 2021年9月1日閲覧。
KO 京王相模原線の駅一覧 |