のんびりホリデーSuicaパス
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のんびりホリデーSuicaパス(のんびりホリデーすいかパス)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が発売しているおトクなきっぷ(特別企画乗車券)である。
概要[編集]
首都圏の各路線と東京臨海高速鉄道りんかい線、東京モノレールが1日間乗り放題となるフリーパス。SuicaなどのICカードに切符を搭載する方式のため、磁気券では販売していない。特急列車と普通列車のグリーン車などでは、運賃のみ有効となり、別に特急券やグリーン券を購入することで乗車できるようになる[1]。
フリーエリア外の自動改札機で入出場を行うと、フリーエリアまでの運賃が最短経路で、搭載しているICカード残額から自動精算される。乗車中に日付が変わった場合には、利用開始日の翌日のみ、出場しない限り利用可能[注釈 1]。
発売は通年行っており、値段は大人2,670円、小児1,330円。指定席券売機などで発売しており、みどりの窓口での発売は行っていない。利用可能日は、全ての土休日と4月29日 - 5月5日、7月20日 - 8月31日、12月29日 - 1月3日。
払戻しは、有効期間内で未使用の場合に限り、発売箇所のみどりの窓口で受け付けており、列車の運行不能や遅延による払戻しは受け付けていない。利用開始日の変更は、有効期間内で未使用の場合に限り、フリーエリア内のみどりの窓口にて1回のみ受け付けている。
2019年(令和元年)9月1日より発売が開始されたが、当時の値段は大人2,620円、小児1,310円であった[2]。
フリーエリア[編集]
- 山手線(全線:品川駅 - 田端駅)
- 東海道線(東京駅 - 小田原駅)
- 横須賀線(全線:大船駅 - 久里浜駅)
- 根岸線(全線:横浜駅 - 根岸駅 - 大船駅)
- 鶴見線(全線:鶴見駅 - 海芝浦駅・大川駅・扇町駅)
- 南武線(全線:川崎駅 - 立川駅、尻手駅 - 浜川崎駅)
- 横浜線(全線:東神奈川駅 - 八王子駅)
- 相模線(全線:茅ヶ崎駅 - 橋本駅)
- 東北本線(東京駅 - 自治医大駅、上野駅 - 尾久駅 - 赤羽駅)
- 赤羽線(全線:池袋駅 - 赤羽駅)
- 両毛線(小山駅 - 足利駅)
- 高崎線(大宮駅 - 神保原駅)
- 川越線(全線:大宮駅 - 高麗川駅)
- 八高線(全線:八王子駅 - 寄居駅)
- 中央本線(新宿駅 - 大月駅、神田駅 - 代々木駅)
- 青梅線(全線:立川駅 - 奥多摩駅)
- 五日市線(全線:拝島駅 - 武蔵五日市駅)
- 総武本線(東京駅 - 成東駅、錦糸町駅 - 御茶ノ水駅)
- 京葉線(全線:東京駅 - 蘇我駅、市川塩浜駅 - 西船橋駅 - 南船橋駅)
- 武蔵野線(全線:府中本町駅 - 西船橋駅)
- 外房線(千葉駅 - 茂原駅)
- 内房線(蘇我駅 - 君津駅)
- 東金線(大網駅 - 成東駅)
- 成田線(佐倉駅 - 成田駅、成田駅 - 成田空港駅、成田駅 - 我孫子駅)
- 常磐線(日暮里駅 - 土浦駅)
- 水戸線(小山駅 - 下館駅)
脚注[編集]
- 注釈
- 出典
- ↑ “のんびりホリデーSuicaパス”. 東日本旅客鉄道. 2025年7月9日確認。
- ↑ “おトクなきっぷが Suica でご利用いただけます!(PDF)”. 東日本旅客鉄道 (2019年6月4日). 2025年7月9日確認。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- のんびりホリデーSuicaパス - JR東日本