ブリッジ回路
ナビゲーションに移動
検索に移動
ブリッジ回路とは、2つの並列回路に分かれた後に導線が橋を渡すように再び接続されている回路。
概要[編集]
画像のような(部分を含む)回路である。
抵抗やキャパシタンス、インダクタンス、周波数、誘電正接などの測定で用いられる。
計測用回路[編集]
ホイートストンブリッジ同様にインピーダンスには
と対角線同士をかけたものが同じになる関係が成り立つ。 これは、電位差がない()より、電圧が分圧される比が等しいということ()から導かれる。
インピーダンスは、抵抗,キャパシタンス,インダクタンス,周波数などに依存するためこれらの値を計算できる他、これらの値から計算できる誘電正接も計算できる。
電源回路[編集]
コンバーターやインバーターでは、上記回路図のインピーダンスで示した部分にはバルブデバイスなどが入る。
ブリッジ回路全体を持つものはフルブリッジコンバーターやフルブリッジインバーターと呼ばれている。 ブリッジ回路の半分しか持たないような回路はハーフブリッジインバーターなどハーフをつけて呼ばれる。
上記回路図の電位差の部分には交流電圧を入力するか出力し、上記回路図の電圧源の部分には直流電圧を入力するか出力することが多い。