キャパシタンス
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キャパシタンスとは、電圧のかかったキャパシタなどでに電荷がたまる性質、またその値のこと。 静電容量や電気容量とも。
概要[編集]
キャパシタンスはキャパシタ(コンデンサ)の素子値である。電気回路では並列接続での計算が簡単である。単位は主にファラドで、Cを用いて表記することが多い。 キャパシタンスがあると、電圧の変化は緩やかになり、電圧に対して電流の位相が進む。普通の導線はキャパシタンスが小さく無視できる量であるが、0ではないので電圧が非連続な値を取ることはない。 直流に対してはアドミタンスは0だが、交流では純虚数のアドミタンスをもち、その大きさはサセプタンスと呼ばれる。 キャパシタンスは有効電力を消費しないが、静電エネルギーとしてエネルギーを蓄え、無効電力を消費する。