ある数の逆数とは、もとの数とかけ合わせたときに1になる数である。一般的な数体系では、0の逆数は定義されずゼロ除算してはならないものになっている。
数aの逆数は
などと表記する。また、
をかけることを、「aで割る」と言う。
いくつかの例を(元の数,逆数)で以下に示す。
- (1,1) (1は自分自身が逆数である)
- (-1,-1)(-1は自分自身が逆数である)
- (2,0.5)
- (-2,-0.5)
- (2/3,2/3)(分数は分子・分母をひっくり返したものが逆数である)
- (i,-i)(ただし,iは虚数単位)