ウラン
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ウラン(独:Uran 英:Uranium)は、アクチノイドの元素。原子番号92、記号U。プロトアクチニウムの後、ネプツニウムの前。自然界に多量に存在する最も原子番号の大きい元素なので(ネプツニウムとプルトニウムはわずかに自然界に存在する)、ウランより原子番号の大きい元素を超ウラン元素という。原子力発電に利用される。最長命の同位体はウラン238で半減期44億6800万年[1]、地球の年齢とほぼ同じ。
濃縮ウラン[編集]
核燃料として使用するウラン235の純度を高めたもの。核燃料として使用した後は減損ウランと呼んだりするらしい。
劣化ウラン[編集]
濃縮ウランを生成後に残る、ウラン235を取り出し終えた残渣。ウラン238が主。その密度の高さを利用して運動エネルギー弾の弾頭に使用したりする[2]。タングステンよりは安いらしい。
同位体[編集]
- ウラン236
- 半減期2342万年。天然には殆ど存在しない。
- トリウム232に壊変しその半減期140億年。
- ウラン235が原子炉中で熱中性子を1個吸収すると、約83%の確率で核分裂を起こす一方、残り約17%は中性子を吸収したまま核分裂せずウラン236になる[3]。ウラン236は核分裂性物質ではない。
- ウラン238
- 半減期44億6800万年。天然存在比99.2742%。
- ウラン系列の親核種である。
- (主な娘核種のみ記載)
脚注[編集]
- ↑ 1990年頃以降の値。なお1980年頃以前の値は45億1000万年。
- ↑ jawp:劣化ウラン弾
- ↑ 原子力百科事典 ATOMICA 原子核物理の基礎(4)核分裂反応 (03-06-03-04)