アクチノイド
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アクチノイドとは、元素番号89から103までに相当する15種類の元素の総称である。
概要[編集]
アクチニウム、トリウム、プロトアクチニウム、ウラン、ネプツニウム、プルトニウム、アメリシウム、キュリウム、バークリウム、カリホルニウム、アインスタイニウム、フェルミウム、メンデレビウム、ノーベリウム、ローレンシウムがアクチノイドに含まれる。いずれも安定同位体が存在せず放射性同位体しか存在しない元素であり、プルトニウムまでの元素は地殻中にごく微量に存在するが、アメリシウム以降の元素は自然には全く存在せず、原子炉や加速器などで人工的に合成されるのみである。アクチノイドは主に原子力の分野で利用される。
歴史[編集]
1940年にグレン・シーボーグが初の人工元素であるプルトニウムの生成に成功し、1945年にシーボーグはアクチノイドの配列を提案した。そして1955年に正式に周期表に追加された。