コペルニシウム(元素記号:Cn、原子番号:112)とは金属元素である。
天然には存在しない放射性元素で、重イオン加速器で鉛に亜鉛を衝突させることで合成される。2010年にドイツで発見された。名前は地動説を提唱した天文学者のコペルニクスにちなんでおり、元素で天文学者にちなんでつけられた初の事例である。融点、沸点ともに不明、半減期は最も安定した同位体のコペルニシウム285で28秒程度。