周期表

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周期表(しゅうきひょう)(英語:Periodic table)は、元素周期律に従って並べた表のことである。周期表において、縦に並ぶ元素をといい、横に並ぶ元素を周期という。一般的な周期表は横18族、縦7周期からなり、周期・族が同じ元素が多数並ぶランタノイドアクチノイドは、周期表の該当する位置には「ランタノイド」「アクチノイド」とだけ書いておき、欄外に具体的な元素名を並べるという形式が一般的であるが、この部分も横一列に並べた超長周期と呼ばれる種類の周期表もある。周期表の原型は1867年にロシアの化学者ドミトリ・メンデレーエフによって考案され、その後改良が重ねられて現在の形になった。周期表によって、どの元素が未発見なのか簡単に推測できるようになった。

周期表[編集]

元素周期表(各セル下段は原子番号
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1 H
1
He
2
2 Li
3
Be
4
B
5
C
6
N
7
O
8
F
9
Ne
10
3 Na
11
Mg
12
Al
13
Si
14
P
15
S
16
Cl
17
Ar
18
4 K
19
Ca
20
Sc
21
Ti
22
V
23
Cr
24
Mn
25
Fe
26
Co
27
Ni
28
Cu
29
Zn
30
Ga
31
Ge
32
As
33
Se
34
Br
35
Kr
36
5 Rb
37
Sr
38
Y
39
Zr
40
Nb
41
Mo
42
Tc
43
Ru
44
Rh
45
Pd
46
Ag
47
Cd
48
In
49
Sn
50
Sb
51
Te
52
I
53
Xe
54
6 Cs
55
Ba
56
* Hf
72
Ta
73
W
74
Re
75
Os
76
Ir
77
Pt
78
Au
79
Hg
80
Tl
81
Pb
82
Bi
83
Po
84
At
85
Rn
86
7 Fr
87
Ra
88
** Rf
104
Db
105
Sg
106
Bh
107
Hs
108
Mt
109
Ds
110
Rg
111
Cn
112
Nh
113
Fl
114
Mc
115
Lv
116
Ts
117
Og
118
* ランタノイド La
57
Ce
58
Pr
59
Nd
60
Pm
61
Sm
62
Eu
63
Gd
64
Tb
65
Dy
66
Ho
67
Er
68
Tm
69
Yb
70
Lu
71
** アクチノイド Ac
89
Th
90
Pa
91
U
92
Np
93
Pu
94
Am
95
Cm
96
Bk
97
Cf
98
Es
99
Fm
100
Md
101
No
102
Lr
103

人間生活との関わり・利用[編集]

高校生になると、「水兵リーベ僕の船」と教わる。

ハロゲン属は「ふっくらブラジャー愛のあと」が知られる。ちなみにヨウ素は英語では I だが、ドイツ語では J である。

天王星・海王星・冥王星はプルートー・ウラヌス・ネプチューンに由来し、プルトニウム・ウラニウム・ネプチニウムは並んでいる。「ウラニウムなんか俺の人生になんの関係もねぇ!」という人がいるだろうが、ウラニウムは「銅と同じくらいの埋蔵量」があるといわれ、独特の蛍光を発するためにかき氷のガラスの器などに昔は用いられた。

「タングステンの元素記号がなんで W なんじゃぁ!」という人もいるだろうが、ドイツ語のウルフラミウムに由来する。

歴史[編集]

1829年、ドイツのデーベライナーは、似た性質の元素の組合せ「Li,Na,K」「Ca,Sr,Ba」「S,Se,Te」「Cl,Br,I」において、それぞれ3元素の原子量順の中間の元素の原子量が、3元素全体の平均原子量とほぼ一致することから、「三つ組元素」説を発表。

1862年、フランスのド・シャンクルトワが、元素を螺旋型に並べると垂直方向に性質が近似した元素が並ぶとする「地のらせん」説を発表。

1864年、イギリスのニューランズが、原子量の小さい7元素を並べると、以降性質の似た元素が並ぶことを発見して、「オクターブの法則」と命名。

1869年、メンデレーエフが、元素の原子量順の研究に基づき周期表を発表。

20世紀に入ると、元素の性質は、原子中の電子の数とその状態によるもので、電子の数は陽子の数に対応、これまで原子量順に振ることを主体としていた原子番号の本質が、陽子の個数であることが明らかになった。

脚注[編集]