北斗星 (列車)
| 北斗星 HOKUTOSEI | |
|---|---|
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| 概要 | |
| 種別 | 特急 |
| 運行開始 | 1988年 |
| 運行終了 | 2015年 |
| 運行事業者 |
JR東日本 JR北海道 |
| 路線 | |
| 走行路線 |
東北本線 津軽線 海峡線 室蘭本線 |
| 起点 | 上野駅 |
| 終点 | 札幌駅 |
| その他 | |
| 使用車両 | 国鉄24系客車 |
| 両数 | 12両 |
北斗星(ほくとせい)とは、上野駅〜札幌駅を運行した客車寝台特急である。
概要[編集]
上野〜札幌間を東北本線、津軽線、海峡線、江差線、函館本線、室蘭本線経由で直通した。
1988年3月13日[注 1]の青函トンネル全通に合わせてA個室等を連結した定期2往復、全B寝台の季節1往復で運転を開始した。ダイヤや客車運用の原資としては、「ゆうづる」2往復、「あけぼの」1往復の経由変更を名目にしている。
列車名は一般公募され、「夜行列車は天体名にちなむ」というかつての慣例や宇宙的なイメージから、北斗七星・北極星にちなんで得票数108位の北斗星が選ばれたという。
車両[編集]
国鉄から継承した24系客車等を改造した専用客車を使用した。
定期は食堂車グランシャリオやA寝台個室の豪華さをウリにし、あまりの人気ぶりから季節列車も同一設備で定期化され、一時期は同一水準で3往復運転されていた。
なお、「北斗星」が半ばブランド化したため、多客期対応で新規設定された全車B寝台臨時列車が「エルム」として仕立て直される派生的な影響もあった。
客車[編集]
最末期の2015年4月時点では電源車込の12両編成で尾久車両センター所属の24系専用車を使用した。またJR北海道も客車を出していた時期があり、札幌運転所所属の専用車を使用していた。
編成を構成する客車の変遷が激しく、Nゲージでは何故かTOMIXが製品化に極めて熱心である。
- 設備
- ロイヤル
本列車の最高級個室で、1名用A寝台個室。補助ベッドを展開することで2名でも使用できた。個室内には専用シャワーブース、トイレ、洗面台、ドライヤーなどが置かれ、乗車時にはウェルカムドリンク、モーニングコーヒー、朝刊の提供などが行われた。
- ツインデラックス
2名用A寝台個室。ロイヤルより設備・サービスがやや簡略な分、寝台料金も少し安価であった。
- デュエット
2名用B寝台個室。上段・下段の2種類があった。
- ソロ
1人用B寝台個室。デュエット同様、上段・下段の2種類があった。
- 開放式B寝台
従来の4人用開放B寝台と同じ。
- 食堂車
フランス語で北斗七星を意味する「グランシャリオ」の愛称がつけられていた。ディナータイムは完全予約制、ディナータイム終了後のパブタイムと朝のモーニングタイムは予約不要であった。
- ロビーカー
ソファや飲料自販機、共用シャワー室などを備えていた。シャワーは1人あたり6分まで使用可能。
牽引機関車[編集]
当時、東北本線を経由していた「あけぼの」等の客車特急は、黒磯以南で直流電気機関車が牽引したが、「北斗星」では初めて交直両用機関車(EF81)を上野〜青森間で交換なしで牽引した。その後、2010年からはEF510が上野〜青森間の牽引機に変更された。また、函館以北の非電化介在区間ではDD51が重連で、津軽海峡線内ではED79が牽引した。
終焉へ[編集]

最終的に派生列車として、上野駅・横浜駅〜トマム駅を結んだ北斗星トマムスキー号、北斗星用客車を使用した北斗星まりも、北斗星利尻、豪華客車夢空間を使用した夢空間北斗星などの様々な列車が登場した。
しかし、後継となる「カシオペア」の登場や使用している国鉄24系客車の老朽化、旅客ニーズの変化により2015年春のダイヤ改正で定期運行は無くなり、臨時便は北海道新幹線の開業準備工事着手のため同年夏で終了した。なお、新設時に設定されていた岩手県、青森県下での客扱いは2006年までに終了している。
沿革[編集]
- 1988年 - デビュー。定期の1・2・5・6号、臨時の3・4号合わせて3往復。
- 1989年 - 3・4号を定期列車に格上げ。
- 1999年 - カシオペア登場で3・4号を臨時81・82号に格下げ。
- 2008年 - 1・2号と81・82号を廃止、1往復になる。
- 2015年 - 廃止。
主要駅時刻表[編集]
1988年3月[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- ↑ 発駅基準。下りの北海道入り、上りの上野着は翌3月14日。
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