トワイライトエクスプレス

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 トワイライトエクスプレス
TwilightExpress
JNR DD51 023.JPG
北海道を行くトワイライト。
概要
種別 特急
運行開始 1989年
運行終了 2015年
運行事業者 JR西日本
JR東日本
JR北海道
路線
起点 大阪駅
終点 札幌駅
その他
使用車両 24系
両数 10両

トワイライトエクスプレスとは、札幌駅大阪駅間を日本海縦貫線経由で走破していた豪華寝台列車である。

概要[編集]

1989年7月、新たなジャンルの特急として運転が始まった。使用車両は国鉄24系客車の専用編成である。当初は団体列車であったが、同年12月から一般向け臨時列車として運転が開始された。
大阪発札幌行きと札幌発大阪行きが隔日交互で運転されていた。また専用機関車としてトワイライト色に塗られたEF81が登場し、トワ釜として親しまれた。
日本海」が大阪夕方〜夜発、朝着で、関西・北陸と青森など東北日本海側との夜行往来を重視して、1往復延長した青函トンネル内で昼行運行していたのに対し、速達・夜行往来客を度外視し、列車クルーズ客向けに特化したことから、青函トンネルで夜間通過になるダイヤ設定になっていた。北行の大阪駅発は日中の12時頃という、覚えやすい時刻であった。

廃止[編集]

大人気を博したトワイライトエクスプレスであったが、2015年3月ダイヤ改正により廃止されてしまった。主な理由としては客車の老朽化と、長距離列車ということで慢性的な遅延によりダイヤクラッシャーとなり、JRにとって邪魔な存在になったからだと推測される。この他にも北海道新幹線工事や北陸本線の3セクなども関係していると思われる。過去には驚異の25時間半遅れという日本記録(多分)も叩き出している。[1]

主要駅時刻表[編集]

2014年3月改正[編集]

列車番号 8001レ 8002レ
大阪(発) 1150 1253(着)
京都 1225 1218
金沢 1540 851
直江津 1806 627
酒田
秋田
青森
函館 (五稜郭回り) (五稜郭回り)
東室蘭 754 1550
札幌 952 1405(発)

関連項目[編集]

☆彡夜行列車☆彡
車両
国鉄型車両 旧型客車 - 国鉄20系客車 - 国鉄583系電車 - 国鉄14系客車 - 国鉄24系客車
JR車両 JR東日本E26系客車 - JR西日本・東海285系電車
東京口
特急
東京対九州・山陽 富士 - さくら - みずほ - はやぶさ - あさかぜ
東京対四国・山陰 紀伊 - サンライズ出雲 - 出雲 - いなば - サンライズ瀬戸 - 瀬戸
上野対東北・北海道 北斗星 - カシオペア - はくつる - 北星 - ゆうづる - あけぼの - 出羽 - 鳥海
上野対北陸 北陸
臨時 サンライズゆめ - 谷川岳山開き
急行
東京対大阪・九州 銀河 - 桜島・高千穂
上野対東北 天の川 - 新星 - 十和田 - 八甲田 - 津軽 - いわて - あづまばんだい
上野対信州・北陸 越前 - 能登 - 妙高
上野対新潟 佐渡
新宿対甲信 アルプス
臨時 シュプール - 尾瀬
快速・普通
東京対大垣 ムーンライトながら - 大垣夜行
新宿対甲信越 ムーンライト信州 - ムーンライトえちご - 山岳夜行 - 上越夜行
京阪・岡山口
特急
京阪・岡山対九州 あかつき - 安芸 - 月光 - なは - 彗星 - 明星
京阪対北陸・北海道 日本海 - トワイライトエクスプレス - つるぎ
急行
京阪対山陰 だいせん
京阪対北陸・長野 きたぐに - 立山 - ちくま
京阪対山陽・九州 雲仙 - 西海 - くにさき - 天草 - 屋久島 - 音戸
京阪神対四国連絡 鷲羽
臨時 シュプール - くろよん - アルペン
快速・普通
大阪対紀伊・名古屋 はやたま
京都対山陰 山陰
臨時 ムーンライト九州 - ムーンライト山陽 - ムーンライト八重垣
名古屋口
特急
名古屋対九州 金星
急行
名古屋対九州 阿蘇
名古屋対信州 きそ
名古屋対高山・北陸 のりくら
名古屋発紀伊方面 紀州
臨時 シュプール
快速
臨時 名古屋発紀伊方面 スターライト
陰陽連絡急行 ちどり
四国内急行 うわじま/いよ
九州口
特急・急行 さんべ - かいもん - ドリームつばめ - 日南 - ドリームにちりん
快速・普通 ながさき
北海道
特急・急行 はまなす - まりも - 利尻 - 大雪
快速・普通 からまつ - ミッドナイト