新三郷駅

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新三郷駅(しんみさとえき)とは、埼玉県三郷市新三郷ららシティ二丁目にあるJR東日本武蔵野線の駅である。

概要[編集]

開業後順調に沿線人口が増加していたのを受け、同地点にかつて存在の貨物操車場である武蔵野操車場の跡地に1985年に開業した駅である。

開業当初、この駅は上りホームと下りホームが約360m離れており、「世界一上下線のホームが離れている駅」と呼ばれギネス世界記録に掲載されたことがある。これは、開業当初は武蔵野操車場はまだ廃止ではなく休止という扱いで書類上はまだ存在していたためであり、[注 1]下り本線と上り本線で武蔵野操車場を挟む形で駅を設置していたためである。

1999年頃に上り線が下り線側に移転し、現在の形になった。上り線のホームがやけに新しく見える理由はこのためである。なお、開業時の上下線を跨ぐ跨線橋は短縮して現在も使用されており、切断された跡が見える。武蔵野操車場の跡地には他に、吉川美南駅も後に開業している。

駅周辺の広い空き地は2006年に三井不動産が落札し、現在ではららぽーと新三郷、コストコ、IKEA新三郷店などが出店し、これらが要因となって駅の利用客は1日当たり1万人を超え、増加傾向にあるが、越谷レイクタウン駅の開設後からは少々減少気味である。

駅構造[編集]

橋上駅舎の対向式ホーム2面2線。なお、1999年頃まで前述のとおり上下線のホームは360m離れていた。

ダイヤ[編集]

吉川方面
毎時6本発車する。
流山方面
毎時6本発車する。

発車メロディー[編集]

他の駅と同じで1番線「JRE-IKST-002-02」、2番線「JRE-IKST-002-01」。かつて武蔵野線洗脳メロディーであった「メロディー」「スプリングボックス」が使用されていた最後の駅であった[注 2]

脚注[編集]

  1. 正式な廃止は1986年
  2. 本来は一斉変更する予定であったが、周辺駅と違い当駅のみ上下線のメロディーが逆であったため、1週間変更が遅れた。なお、この時使用する予定のROMは新松戸駅の変更に利用したという説がある。
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