オペレーティングシステム
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オペレーティングシステム(英:Operating System、OS、オーエス)とは、ハードウェアとアプリケーションの中間に位置するソフトウェアで、コンピューターシステムにおいては非常に重要となる存在である。
概要[編集]
- コンピューターとは共棲の関係にある。共に進化してきた。
- ほとんどのプロプライエタリのOSのベンダーが「ユーザの囲い込み戦略」を行なうため、しばしば問題になる。そのうえ、彼らはユーザーに敵対的である。
日本語では、近年では基本ソフトウェアの一部とされるが、「基本ソフトウェア」という呼称が一般的ではなくなりつつあるため、情報処理教育や報道などでは使われるが、一般ではあまり使われない。
- OSはデバイスを変更しなくても、通常変更可能であるが、悪意のあるベンダーがそれを不可能にすることがある。(iPhone、AQUOSなど)
- GNU/Linuxであってもは平均的なユーザーでも使いやすいディストリビューションがある。例えば、Linux MintやUbuntu[注 1]などがある。
代表的なOS[編集]
- UNIX系列
-
- GNU/Linux系
-
- Red Hat系
- Debian系
- Ubuntu系
- Ubuntuの公式フレーバー(Ubuntu,Kubuntu,Xubuntuなど)、elementaryOS、KDE neon、Linux Mint[注 2]、Zorin OSなど
- Arch系
- その他
- 非GNU/LinuxのLinux系[1]
-
- ChromiumOS系
- Android系 - モバイル
- スマートテレビ向けのOS。
- LineageOS系
- LineageOS、/e/OS、Replicantなど
- その他
- GrapheneOS、CalyxOSなど。
- 非UNIX系列
- デザイン関係の分野で広く使われる事になった。
- Microsoft系列
-
- Windows(DOS)
-
- Windows 1.0、Windows2.0、Windows3x(3.0、3.1)
- windows 9x
- windows NT
シェア[編集]
2024年12月時点のPCにおけるOSのシェア。[2]
Windows73.41% | |
MacOS14.14% | |
GNU/Linux4.13% | |
ChromeOS1.9% | |
BSD0.01% | |
Unknown/その他6.41% |
2024年12月時点のモバイルにおけるOSのシェア。[3]
Android73.52% | |
iOS26.01% | |
Samsung0.31% | |
KaiOS0.03% | |
GNU/Linux0.01% | |
Unknown/その他0.12% |
ビット数について[編集]
32bitOSとか64bitOSという呼ばれ方があるが、それは32bitCPU向けのOSなのか、64bitCPU向けのOSなのか、という違いである。2000年代中盤から2010年代にかけて、32bitOSと64bitOSの併存期間があり、一般向けにはその区別のために使われることが多い。
両者の違いは、分かりやすいところではCPUが扱えるアドレス空間の広さの違いで、結果として扱えるメインメモリーの最大容量が異なる。単純計算では32bitの場合は4GB、64bitの場合は16EBとなる。ただし、CPUのアドレスの扱いやOSの仕様にもよるので、必ずしも理論値の上限を使いきれるとは限らない。
32bitOSは下位互換の64bitCPUであれば一般的には扱えるが、64bitOSを32bitCPUで扱う事は出来ない。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ GNOMEはUIが悪く、使いにくいためおすすめしない。
- ↑ Linux Mint Debian EditionはDebian系