網野善彦

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網野 善彦(あみの よしひこ、1928年1月22日 - 2004年2月27日)は、歴史学者。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『中世荘園の様相』(塙書房[塙選書]、1966年/岩波文庫、2023年)
  • 『蒙古襲来』(小学館[日本の歴史10]、1974年/小学館ライブラリー(上・下)、1992年/小学館文庫、2001年/講談社学術文庫、2026年)
  • 『中世東寺と東寺領荘園』(東京大学出版会、1978年)
  • 『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和』(平凡社選書、1978年、増補版1987年/平凡社ライブラリー、1996年)
  • 『日本中世の民衆像――平民と職人』(岩波新書、1980年)
  • 『東と西の語る日本の歴史』(そしえて[そしえて文庫]、1982年/講談社学術文庫、1998年)
  • 『日本中世の非農業民と天皇』(岩波書店、1984年/岩波文庫(上・下)、2024年)
  • 『中世再考――列島の地域と社会』(日本エディタースクール出版部、1986年/講談社学術文庫、2000年)
  • 『中世における聖と賎の関係について』(中央大学[人権問題シリーズ]、1986年)
  • 『異形の王権』(平凡社[イメージ・リーディング叢書]、1986年/平凡社ライブラリー、1993年)
  • 『日本社会と天皇制』(岩波ブックレット、1988年)
  • 『日本論の視座――列島の社会と国家』(小学館、1990年/小学館ライブラリー、1993年/小学館、2004年)
  • 『日本の歴史をよみなおす』(ちくまプリマーブックス 正・続、1991-96年/『日本の歴史をよみなおす(全)』ちくま学芸文庫、2005年/筑摩書房、2017年)
  • 『日本中世土地制度史の研究』(塙書房、1991年)
  • 『海と列島の中世』(日本エディタースクール出版部、1992年/講談社学術文庫、2003年)
  • 『職人歌合』(岩波セミナーブックス、1992年/《リキエスタ》の会、発売:トランスアート市谷分室、2001年/平凡社ライブラリー、2012年)
  • 『海から見た日本史像――奥能登地域と時国家を中心として』(河合ブックレット、1994年)
  • 『日本社会再考――海民と列島文化』(小学館、1994年/ちくま学芸文庫、2017年)
  • 『中世の非人と遊女』(明石書店、1994年/講談社学術文庫、2005年)
  • 『悪党と海賊――日本中世の社会と政治』(法政大学出版局[叢書・歴史学研究]、1995年)
  • 『日本史再考――新しい歴史像の可能性』(日本放送出版協会[NHK人間大学]、1996年)
  • 『日本中世都市の世界』(筑摩書房、1996年/ちくま学芸文庫、2001年/講談社学術文庫、2013年)
  • 『日本中世史料学の課題――系図・偽文書・文書』(弘文堂、1996年)
  • 『中世的世界とは何だろうか』(朝日選書、1996年/朝日文庫、2014年)
  • 『中世における悪の意味について』(中央大学学長室学事課[人権問題シリーズ]、1996年)
  • 『日本中世に何が起きたか――都市と宗教と「資本主義」』(日本エディタースクール出版部、1997年/洋泉社MC新書、2006年/同[歴史新書y]、2012年/角川ソフィア文庫、2017年)
  • 『海の国の中世』(平凡社ライブラリー、1997年)
  • 『日本社会の歴史(上・中・下)』(岩波新書、1997年)
  • 『日本中世の百姓と職能民』(平凡社選書、1998年/平凡社ライブラリー、2003年)
  • 『よみがえる歴史』(作陽学園出版部[作陽ブックレット]、発売:れんが書房新社、1998年)
  • 『海民と日本社会』(新人物往来社、1998年/新人物文庫、2009年)
  • 『女性の社会的地位再考』(御茶の水書房[神奈川大学評論ブックレット ]、1999年)
  • 『古文書返却の旅――戦後史学史の一齣』(中公新書、1999年、改版2026年)
  • 『歴史としての戦後史学』(日本エディタースクール出版部、2000年/『歴史としての戦後史学――ある歴史家の証言』洋泉社MC新書、2007年/角川ソフィア文庫、2018年)
  • 『日本の歴史00 「日本」とは何か』(講談社、2000年/講談社学術文庫、2008年)
  • 『歴史と出会う』(洋泉社[新書y]、2000年)
  • 『歴史を考えるヒント』(新潮選書、2001年/新潮文庫、2012年)
  • 『中世民衆の生業と技術』(東京大学出版会、2001年)
  • 『甲斐の歴史をよみ直す――開かれた山国』(山梨日日新聞社出版部、2003年/山梨日日新聞社[山日ライブラリー]、2008年)
  • 『宮本常一「忘れられた日本人」を読む』(岩波セミナーブックス、2003年/岩波現代文庫、2013年)
  • 『日本社会再考――海からみた列島文化』(小学館、2004年/ちくま学芸文庫、2017年)
  • 『里の国の中世――常陸・北下総の歴史世界』(平凡社ライブラリー、2004年)
  • 『列島の歴史を語る』(藤沢・網野さんを囲む会編、本の森、2005年/ちくま学芸文庫、2014年)
  • 『網野善彦著作集(全18巻+別巻)』(岩波書店、2007-2009年)
  • 『網野善彦対談集(全5巻)』(山本幸司編、岩波書店、2015年)
  • 『網野善彦対談セレクション(全2巻)』(山本幸司編、岩波現代文庫、2024年)

共著[編集]

  • 『シンポジウム日本歴史8 南北朝の内乱』(司会、學生社、1974年)
  • 『中世の風景(上・下)』(阿部謹也、石井進、樺山紘一共著、中公新書、1981年)
  • 『中世の再発見――対談 市・贈与・宴会』(阿部謹也共著、平凡社、1982年/平凡社ライブラリー、1994年)
  • 『中世の罪と罰』(石井進、笠松宏至、勝俣鎭夫共著、東京大学出版会、1983年/講談社学術文庫、2019年)
  • 『日本歴史の再発見』(平田耿二、春名徹、鬼頭宏、有泉貞夫、藤村貞生共著、南窓社、1985年)
  • 『日本文化の深層を考える』(塚本学、坪井洋文、宮田登共著、日本エディタースクール出版部、1986年)
  • 『河野氏と伊予の中世』(黒田俊雄、永原慶二、松岡久人、景浦勉共著、愛媛県文化振興財団[歴史シンポジウム]、発売:愛媛県教科図書、1987年)
  • 『日本王権論』(上野千鶴子、宮田登共著、春秋社、1988年)
  • 『交感する中世――日本と中国』(谷川道雄共著、ユニテ、1988年/洋泉社MC新書、2010年)
  • 『日本中世史像の再検討』(石井進、上横手雅敬、大隅和雄、勝俣鎭夫共著、山川出版社、1988年)
  • 『列島と半島の社会史――新しい歴史像を求めて』(川村湊共著、作品社、1988年)
  • 『河原にできた中世の町――へんれきする人びとの集まるところ』(文、司修絵、岩波書店[歴史を旅する絵本]、1988年)
  • 『列島文化再考――歴史学と民俗学』(塚本学、坪井洋文、宮田登共著、日本エディタースクール出版部、1989年/ちくま学芸文庫、2015年)
  • 『沈黙の中世』(石井進、福田豊彦共著、平凡社、1990年/平凡社ライブラリー、2011年)
  • 『海のむこうから見た吉野ヶ里遺跡――卑弥呼の原像を求めて』(森浩一、七田忠昭、伊藤清司、門田誠一、白木原和美、田中健夫、アレクサンダー・スラヴィク、日下雅義、高島忠平共著、社会思想社、1991年)
  • 『馬・船・常民――東西交流の日本列島史』(森浩一共著、河合出版、1992年/講談社学術文庫、1999年)
  • 『日本像を問い直す――「海と列島文化」完結記念シンポジウム』(谷川健一、大林太良、宮田登、森浩一共著、小学館、1993年)
  • 『日本中世史を見直す』(佐藤進一、笠松宏至共著、悠思社、1994年/平凡社ライブラリー、1999年)
  • 『歴史の話』(鶴見俊輔共著、朝日新聞社、1994年/朝日選書、2004年/『歴史の話――日本史を問いなおす』朝日文庫、2018年)
  • 『瀬戸内の海人たち――交流がはぐくんだ歴史と文化』(森浩一、渡辺則文共著、瀬戸内しまなみ海道周辺地域振興協議会、中国新聞社、愛媛新聞社編、中国新聞社、1997年)
  • 『日本海と佐渡』(中村格、内山節、福田アジオ、篠原徹共著、高志書院、1997年)
  • 『教育について』(宮崎駿、山田太一、岸田今日子、落合恵子、窪島誠一郎共著、太田政男編、旬報社、1998年)
  • 『シンポジウム「日本の考古学」 5 歴史時代の考古学』(八賀晋、小野正敏、狩野久、河野真知郎、木下正史共著、学生社、1998年)
  • 『歴史の中で語られてこなかったこと――おんな・子供・老人からの「日本史」』(宮田登共著、洋泉社、1998年/同[新書y]、2001年/同[歴史新書y]、2012年/朝日文庫、2020年)
  • 『神と資本と女性――日本列島史の闇と光』(宮田登共著、新書館、1999年)
  • 『この国のすがたを歴史に読む』(森浩一共著、大巧社、2000年/改題『この国のすがたと歴史』朝日選書、2005年)
  • 『米・百姓・天皇――日本史の虚像のゆくえ』(石井進共著、大和書房、2000年/ちくま学芸文庫、2011年)
  • 『日本史への挑戦――「関東学」の創造をめざして』(森浩一共著、大巧社、2000年/ちくま学芸文庫、2008年)
  • 『中世の裁判を読み解く』(笠松宏至共著、学生社、2000年/吉川弘文館[読みなおす日本史]、2023年)
  • 『「商い」から見た日本史――市場経済の奔流をつかむ』(伊藤雅俊、斎藤善之共著、PHP研究所、2000年)
  • 『歴史の中のジェンダー』(M・ペロー、G・デュビィ、A・コルバン、河野信子、五味文彦、三枝和子、佐佐木幸綱、鶴見和子、波平恵美子、宮田登、若桑みどり、脇田晴子ほか共著、藤原書店、2001年)
  • 『「日本」をめぐって――網野善彦対談集』(田中優子、樺山紘一、成田龍一、三浦雅士、姜尚中、小熊英二共著、講談社、2002年/洋泉社MC新書、2008年)
  • 『日本の中世6 都市と職能民の活動』(横井清共著、中央公論新社、2003年)
  • 『歴史としての天皇制』(吉本隆明、川村湊共著、作品社、2005年)
  • 『日本の最終講義』(鈴木大拙、宇野弘蔵、大塚久雄、桑原武夫、貝塚茂樹、清水幾太郎、遠山啓、中村元、芦原義信、土居健郎、家永三郎、鶴見和子、猪木正道、河合隼雄、梅棹忠夫、多田富雄、江藤淳、木田元、加藤周一、中嶋嶺雄、阿部謹也、日野原重明共著、KADOKAWA、2020年)

編著[編集]

  • 『職人と芸能』(編、吉川弘文館[中世を考える]、1994年)
  • 『馬の文化叢書 第3巻 馬と日本史2 中世』(編、馬事文化財団、1995年)
  • 『日本の名随筆 別巻99 歴史』(編、作品社、1999年)

共編著[編集]

  • 『日本民俗文化大系(全14巻+別巻総索引)』(大林太良、高取正男、谷川健一、坪井洋文、宮田登、森浩一共同編集委員、小学館、1983-1987年)
  • 『近世風俗図譜 第12巻 職人』(石田尚豊共同責任編集委員、小学館、1983年)
  • 『列島の文化史(全11巻)』(塚本学、坪井洋文、宮田登共編、日本エディタースクール出版部、1984-1998年)
  • 『日本の社会史(全21巻+別巻4巻)』(朝尾直弘、山口啓二、吉田孝共編、岩波書店、1986-1988年)
  • 『中世の都市と墳墓――一の谷遺跡をめぐって』(石井進共編、日本エディタースクール出版部、1988年)
  • 『ことばの文化史 中世(全4巻)』(笠松宏至,、勝俣鎮夫、佐藤進一共編、平凡社、1988-1989年)
  • 『講座日本荘園史(全10巻)』(石井進、稲垣泰彦、永原慶二共編、吉川弘文館、1989-2005年)
  • 『いまは昔むかしは今(全5巻+索引)』(大西廣、佐竹昭広共編、福音館書店、1989-1999年)
  • 『海と列島文化(全10巻+別巻)』(大林太良、谷川健一、宮田登、森浩一共編、小学館、1990-1993年)
  • 『大系 日本歴史と芸能――音と映像と文字による』(大隅和雄、小沢昭一、服部幸雄、宮田登、山路興造共編、平凡社、1990-1992年)
  • 『澁澤敬三著作集(全5巻)』(渋沢雅英、二野瓶徳夫、速水融、山口和雄、山口徹共編、平凡社、1992-1993年)
  • 『帝京大学山梨文化財研究所シンポジウム報告集 考古学と中世史研究2 中世都市と商人職人』(石井進共編、名著出版、1992年)
  • 『日本歴史民俗論集1 歴史学と民俗学』(宮田登、福田アジオ共編、吉川弘文館、1992年)
  • 『日本歴史民俗論集2 生産技術と物質文化』(木下忠、神野善治共編、吉川弘文館、1993年)
  • 『日本歴史民俗論集7 海・川・山の生産と信仰』(木下忠、神野善治共編、吉川弘文館、1993年)
  • 『岩波講座 日本通史(全21巻+別巻4巻)』(朝尾直弘、石井進、鹿野政直、早川庄八、安丸良夫共編、岩波書店、1993-1996年)
  • 『中世の海人と東アジア――宗像シンポジウム2』(川添昭二共編、海鳥社[海鳥ブックス]、1994年)
  • 『継体大王と尾張の目子媛――新王朝を支えた濃尾の豪族たち』(門脇禎二、森浩一共編、小学館、1994年)
  • 『中世の風景を読む(全7巻)』(石井進共編、新人物往来社、1994-1995年)
  • 『帝京大学山梨文化財研究所シンポジウム報告集 考古学と中世史研究4 中世資料論の現在と課題』(石井進、谷口一夫共編、名著出版、1995年)
  • 『図説 茨城県の歴史』(所理喜夫、佐久間好雄、佐々木銀弥共同責任編集、河出書房新社[図説 日本の歴史]、1995年)
  • 『帝京大学山梨文化財研究所シンポジウム報告集 考古学と中世史研究5 「中世」から「近世」へ』(石井進、萩原三雄共編、名著出版、1996年)
  • 『帝京大学山梨文化財研究所シンポジウム報告集 考古学と中世史研究6 中世日本列島の地域性』(石井進、鈴木稔共編、名著出版、1997年)
  • 『中世都市と一の谷中世墳墓群』(石井進、平野和男、峰岸純夫共編、名著出版、1997年)
  • 『ヒトと環境と文化遺産――21世紀に何を伝えるか』(後藤宗俊、飯沼賢司編、山川出版社、2000年)
  • 『ものがたり日本列島に生きた人たち 3-4 文書と記録(上・ 下)』(編集協力、岩波書店、2000年)
  • 『ものがたり日本列島に生きた人たち 9 民具と民俗(下)』(編集協力、岩波書店、2000年)
  • 『日本の歴史(全25巻)』(大津透、鬼頭宏、桜井英治、山本幸司共同編集委員、講談社、2000-2003年)
  • 『北から見直す日本史――上之国勝山館跡と夷王山墳墓群からみえるもの』(石井進共編、大和書房、2001年)
  • 『日本の中世(全12巻)』(石井進共編、中央公論新社、2002-2003年)
  • 『岩波講座 天皇と王権を考える(全10巻)』(樺山紘一、宮田登、安丸良夫、山本幸司共同編集委員、岩波書店、2002年-2003年)

監修[編集]

  • 大塚初重、 森浩一共同監修『シンポジウム「日本の考古学」(全5巻)』(学生社、1998年)
  • 色川大吉、大林太良、宮田登共同監修『日本民俗写真大系(1-7)』(日本図書センター、1999-2000年)

関連文献[編集]

  • 小路田泰直編『網野史学の越え方――新しい歴史像を求めて』(ゆまに書房、2003年)
  • 神奈川大学日本常民文化研究所編『海と非農業民――網野善彦の学問的軌跡をたどる』(岩波書店、2009年)
  • 永井隆之、片岡耕平、渡邉俊編『検証 網野善彦の歴史学――日本中世のNATION2』(岩田書院、2009年)
  • 喜安朗「網野善彦における絶対自由の精神 : 境界領域を踏破する歴史学」、安丸良夫、喜安朗編『戦後知の可能性――歴史・宗教・民衆』(山川出版社、2010年)
  • 『現代思想2015年2月臨時増刊号 総特集=網野善彦』(青土社、2015年)
  • 岩波書店編集部編『回想の網野善彦――『網野善彦著作集』月報集成』(岩波書店、2015年)
  • 星優也「網野善彦と桜井好朗の学知史」、田中聡、斎藤英喜、山下久夫、星優也編『〈学知史〉から近現代を問い直す』(有志舎、2024年)

外部リンク[編集]