吉村智博
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吉村 智博(よしむら ともひろ、1965年1月[1] - )は、日本近現代史研究者[2]。専門は近代都市部落史・近代寄せ場史[1]。
京都市生まれ。1988年立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業[1]。2012年「近代大阪の部落と寄せ場 : 都市の周縁社会史」で博士(創造都市)(大阪市立大学)[3]。大阪人権博物館学芸員[4][5][6]。大阪市立大学人権問題研究センター特別研究員[1]、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員を経て[7]、大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員研究員[8]。京都大学人文科学研究所共同研究員[1]、大阪教育大学非常勤講師も務めた[9]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『近代大阪の部落と寄せ場――都市の周縁社会史』(明石書店、2012年)
- 『かくれスポット大阪』(解放出版社、2013年)
- 『続 かくれスポット大阪』(解放出版社、2013年)
- 『大阪マージナルガイド』(解放出版社、2021年)
- 『近代大阪の都市周縁社会――市民・公共・差別』(近現代資料刊行会、2022年)
共著[編集]
- 『もっと知りたい部落の歴史 近現代20講』(朝治武、黒川みどり、渡辺俊雄共著、解放出版社、2009年)
編著[編集]
- 『ビジュアル部落史 第2巻 近代日本社会と被差別部落』(大阪人権博物館編、責任編集、大阪人権博物館、2006年)
監修[編集]
- 近現代資料刊行会企画編集『資料集・昭和期の都市労働者2――大阪:釜ヶ崎・日雇《図書資料編》第Ⅰ期(戦前期編)(全8巻)』(近現代資料刊行会、2017年)
- 原口剛、白波瀬達也、櫻田和也共同監修、近現代資料刊行会企画編集『資料集・昭和期の都市労働者2――大阪:釜ヶ崎・日雇《図書資料編》第Ⅰ期(戦後期編)(全10巻+別冊)』(近現代資料刊行会、2021年)
- 上村静、茢田真司、川村覚文、関口寛、寺戸淳子、山本昭宏編『シリーズ宗教と差別 第1巻 差別の構造と国民国家――宗教と公共性』(磯前順一、浅居明彦共同監修、法藏館、2021年)
- 佐々田悠、舩田淳一、関口寛、小田龍哉編『シリーズ宗教と差別 第2巻 差別と宗教の日本史――救済の「可能性」を問う』(磯前順一、浅居明彦共同監修、法藏館、2022年)
- 小倉慈司、西宮秀紀、吉田一彦編『シリーズ宗教と差別 第3巻 差別の地域史――渡辺村からみた日本社会』(磯前順一、浅居明彦共同監修、法藏館、2023年)
出典[編集]
- ↑ a b c d e 近代大阪の部落と寄せ場―都市の周縁社会史 紀伊國屋書店
- ↑ 吉村智博 京都のミニツアー「まいまい京都」
- ↑ 近代大阪の部落と寄せ場 : 都市の周縁社会史 CiNii Research
- ↑ 吉村智博「三新法期の農村部落――『南王子村文書』をてがかりに」『大阪の部落史通信』22号、2000年6月
- ↑ 研修サービスのご案内 大阪人権博物館
- ↑ 「人類館事件」伝える企画展「博覧会と差別」 8日まで大阪で開催 朝日新聞、2024年9月5日
- ↑ かくれスポット大阪 紀伊國屋書店
- ↑ KAKEN
- ↑ 続かくれスポット大阪 紀伊國屋書店