千歳船橋駅
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千歳船橋駅 (ちとせふなばしえき) は、東京都世田谷区船橋にある小田急線の駅である。愛称は「ちとふな」。
概要[編集]
駅名は「千歳村」と「船橋村」が付近の村名であったことから名が付いた。「船橋」の町名の由来は、いくつかの説がある。
- かつて駅の北側は水田地帯で湧水池があったが、しだいに湿地帯に変わり、住民が行き来するため数か所に小舟や木材を設置し、その上に板を渡した浮橋を作ったことから「船橋」となった説。
- 豪族・佐野景綱の子の船橋春綱人が下野の国に住み、その子孫の船橋吉綱の一族が移り住んだため船橋となった説。
「千歳村」は、明治22年5月1日に市制及び町村制が施行されたとき、旧上祖師ヶ谷村、旧下祖師ヶ谷村、旧廻沢村、旧船橋村、旧八幡山村、旧粕谷村、旧給田村、旧烏山村の8ヶ村が合併し、新候補村名12のうちから投票により「千歳」に決定した。縁起の良い名前が理由であった。
駅建設の際、反対があったが小田急電鉄の創業者の利光鶴松が富士山の見える駅を作ると約束し、地元住民の賛同を得たという。かっては駅周辺から烏山川まで池だった時代があるという[1]。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 軌道 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 | OH 小田原線 | 下り | 緩行線 | 小田原・唐木田・片瀬江ノ島方面 |
通過線 | □小田原線 | 下り | 急行線 | 下り列車の通過 |
通過線 | 上り | 上り列車の通過 | ||
2 | OH 小田原線 | 上り | 緩行線 | 新宿・C 千代田線方面 |
付近名所[編集]
- 森繁通り - 駅前から俳優の森繁久彌の邸宅が通り沿いにあった。「森繁通り」の標識や似顔絵入りのプレートが建つ。近所の寿司屋に『ひさや巻き』あり。
- 東京農業大学 - 大根おどりで有名
- 世田谷美術館
- 大蔵運動公園
諸元[編集]
- 名称:千歳船橋駅
- 開業:1927年4月1日
- 乗降人員(1日平均):60,091人
- 所在地:東京都世田谷区船橋1-1-5
- 駅構内設備:エレベーター、エスカレーター、トイレ、待合室、AED、おむつ替え設備、ベビーチェア
- 改札外設備:HOKUO 千歳船橋店、横浜銀行ATM、三菱UFJ銀行 ATMコーナー 千歳船橋駅北口、ドトールコーヒー 千歳船橋店
隣の駅[編集]
バス路線[編集]
千歳船橋駅[編集]
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 歳23 | 千歳烏山駅 | 南水無 | ●京王(調布) | |
丘22 | つつじヶ丘駅北口 | 夜のみ | |||
1 | 歳20 | 成城警察署前 | 成城学園前駅西口 | ●小田急(狛江) | |
歳21 | 廻沢 | 朝・夜間のみ | |||
歳25 | 船橋交番 | 希望ヶ丘団地 | ●小田急ハイウェイバス | ||
2 | 経01 | 希望ヶ丘団地 | 経堂駅 | ||
梅01 | 経堂駅 | 梅ヶ丘駅 | 夜のみ | ||
歳24 | 廻沢 | 希望ヶ丘団地 | 平日朝・夜間のみ |
千歳船橋[編集]
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
A | 園01 | 瀬田 | 田園調布駅 | ●東急(瀬田) | |
瀬田営業所 | 夜のみ | ||||
B | 渋23 | 農大前 | 渋谷駅 | ●東急(弦巻) | |
松が丘交番前 | 夜・平日朝のみ | ||||
用01 | 用賀駅 | ●東急(瀬田) | |||
C | 渋23 | 祖師ヶ谷大蔵駅 | ●東急(弦巻) | ||
用01 | ●東急(瀬田) |
隣の停留所[編集]
- 小田急バス
- 経01・梅01・歳24
- 成城警察署前 - 水道局前(千歳船橋駅行のみ) - 千歳船橋駅
- 歳20・歳21・歳25
- 水道局前 - 千歳船橋駅
- 東急バス
- 用01・渋23
- 笹原中学校 - 千歳船橋 - 桜丘五丁目
- 園01
- 千歳船橋 - 桜丘五丁目
- 京王バス
- 丘22・歳23
- 水道局前 - 桜丘五丁目(千歳船橋駅発のみ) - 千歳船橋駅
外部リンク[編集]
注[編集]
- ↑ 伊藤桃(2019)『小田急全駅ものがたり』シンコーミュージックエンターテイメント
OH 小田急小田原線の駅一覧 |