SMエンタテインメント

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株式会社SMエンタテインメント(エスエム・エンタテインメント、SM Entertainment Co., Ltd.、에스엠 엔터테인먼트)は、韓国の大手芸能プロダクション

沿革[編集]

1989年イ・スマンが、ソウル江南狎鴎亭に「SM企画」として設立した。

1995年2月14日、SM企画の名称を「SMエンタテイメント」に変更して法人化。

1996年にボーイズグループ・H.O.T.をデビューさせた。1997年にはガールズグループ・S.E.S.をデビューさせた。

1998年にはボーイズグループ・神話をデビューさせた。この頃に世界進出を視野に展開し始めた。

2000年にソロアーティストBoAをデビューさせ、日本とアジア市場を視野に活動展開を始めた。 この頃にKOSDAQに上場させたり、吉本興業エイベックスと共同で、日本での活動拠点「エスエム・エンタテインメント・ジャパン」を設立したりして、彼女を2001年5月に日本でデビューさせた。しかし、H.O.T.が2001年に解散、S.E.S.も2002年に解散などグループの解散が相次いだ。

2003年1月に塾事業会社のスターライトを買収。子会社を通じて「スターライト・アカデミー・システム」(後のSMアカデミー)を開校し、芸能スクール事業に乗り出す。この学校から東方神起SUPER JUNIOR少女時代を輩出した。

2006年7月には、ジャニーズ事務所関連企業のレコード会社「ジェイ・ストーム(現・ストームレーベルズ)」と韓国でのライセンス契約を締結した。同年9月には香港に現地法人「SMエンタテインメントアジア」を設立。

2010年3月に韓国の芸能プロダクション7社と音楽流通会社「KMPホールディングス」を設立。

2011年4月に韓国の芸能プロダクションと国際エージェンシー「ユナイテッド・アジア・マネジメント」を設立。8月にはトゥルー・コーポレーション傘下であるトゥルー・ビジョンとの海外合弁会社「SM True」を設立。

2012年4月に旅行代理店「BT&I(現・SM C&C)」を買収。

2016年1月27日、イ・スマンがSMTOWN@coexartiumにてプレゼンテーションショー「SMTOWN : New Culture Technology, 2016」を開催し、新規プロジェクトとしてEDMレーベル「ScreaM Records」を発表。同時に、メンバー数に制限のない新ボーイズグループ・NCTの計画も発表された。2016年4月、NCT初の派生ユニット「NCT U」がデビュー。7月に「NCT 127」、8月に「NCT DREAM」がデビューした。

2023年2月3日、SMは公式に「SM 3.0」時代への移行を宣言。これまでの創業者主導型の1人のプロデューサー体制から、複数の制作チーム・レーベルを運営する「マルチ生産体制」への変革を打ち出した。2月7日、株式会社カカオカカオエンターテインメントと戦略的パートナーシップを締結した。これに対してイ・スマンが異議を訴えるなど、経営・ガバナンス面で大きな転機となる。

外部リンク[編集]