JR大阪臨港線

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JR大阪環状線 > JR大阪臨港線
日本貨物鉄道
大阪臨港線
基本情報
現況 廃線
日本国旗.png日本
所在地 大阪府大阪市港区
起点 境川信号場(本線)
浪速駅(支線)
終点 大阪港駅(本線)
大阪東港駅(支線)
駅数 3駅
開業 1928年(昭和3年)12月1日
廃止 2006年(平成18年)4月1日
所有者 日本貨物鉄道
運営者 日本貨物鉄道
路線諸元
路線距離 5.7 km(本線)
3.0 km(支線)
電化方式 全線非電化

大阪臨港線(おおさかりんこうせん)とは、大阪府大阪市港区境川信号場と同区の大阪港駅を結んでいた日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物線の通称である。

概要[編集]

大阪環状線に所属していた支線で、大阪港を発着する貨物輸送を目的としていた。大阪港駅までの本線と、浪速駅から分岐して大阪東港駅までを結んだ支線から成っていた。

開業当時、現在の大阪環状線の西側に相当する区間は存在せず、関西本線今宮駅から分岐する関西本線の支線という扱いだった。その後この貨物線の一部区間を利活用して西九条駅までの新線が建設され、現在の大阪環状線が成立した。

鉄道貨物需要の減退などで貨物列車の本数が減っていき、1984年(昭和59年)2月1日に大阪港駅と大阪東港駅が書類上廃止されて浪速駅の側線扱いとなり、1986年(昭和61年)11月1日に正式に廃止。
末期にはダイヤ上1日2往復の列車が設定されていても運ぶものがないから運休となる日も珍しくなく、2004年(平成16年)11月9日を以て路線休止となり、 2006年(平成18年)4月1日で正式に廃線となった。

駅一覧[編集]

すべて大阪市港区内に所在。

本線
境川信号場 - 浪速駅 - 大阪港駅
支線
浪速駅 - 大阪東港駅