豊橋鉄道東田本線

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東田本線(あずまだほんせん、英:Toyotetsu City Line)は、愛知県豊橋市駅前停留場から赤岩口停留場/運動公園前停留場までを結ぶ豊橋鉄道軌道路線である。

概要[編集]

市内線とか市電と呼ばれることが多い。愛知県内どころか東海地方で現存する唯一の路面電車であり、現存する路面電車で唯一国道1号を走行する。また井原電停 - 運動公園前電停の間には半径11mという日本一急な半径の曲線が存在することでも有名。

なお運行している車両は殆どが車体全面広告を纏っている。

駅一覧[編集]

  • 駅前 - 競輪場前間は複線、競輪場前 - 赤岩口・運動公園前間は単線。
東田本線(駅前 - 赤岩口間)
停留場番号 停留場名 停留
場間
キロ
営業
キロ
接続路線
1 駅前停留場 - 0.0 東海旅客鉄道■ 東海道新幹線
CA42 東海道本線浜松方面名古屋方面〉(CA42)
CA00 東海道本線 飯田線 (CD00)(豊橋駅
名古屋鉄道NH01 名古屋本線(豊橋駅: NH01)
豊橋鉄道: 渥美線新豊橋駅: 1)
2 駅前大通停留場 0.3 0.3  
3 新川停留場 0.3 0.6  
4 札木停留場 0.4 1.0  
5 市役所前停留場 0.4 1.4  
6 豊橋公園前停留場 0.2 1.6  
7 東八町停留場 0.5 2.1  
8 前畑停留場 0.4 2.5  
9 東田坂上停留場 0.3 2.8  
10 東田停留場 0.5 3.3  
11 競輪場前停留場 0.3 3.6  
12 井原停留場 0.5 4.1 東田本線(運動公園前方面)
13 赤岩口停留場 0.7 4.8  
東田本線(井原 - 運動公園前間)
停留場番号 停留場名 停留
場間
キロ
営業キロ 接続路線
駅前
起点
井原
起点
12 井原停留場 - 4.1 0.0 東田本線
14 運動公園前停留場 0.6 4.7 0.6  

運行状況[編集]

日中は赤岩口行と運動公園前行がそれぞれ15分間隔で運転される。よって、この2系統が重なる駅前 - 井原間は7分30秒間隔となる。朝夕には競輪場前発着の電車も設定されて更に運転間隔が狭まる。

なお各車両には降車ボタンが設置されており、途中停留場で降車を希望する場合は降車ボタンを押す必要がある。降車ボタンが押されず、乗車待ちの客もいない場合、その停留所は通過する。(路線バスと同じ)

車両[編集]

T1000形「ほっトラム」を除いて他社からの譲渡車両である。

元名鉄580形電車。3両が入線したが、現存するのはイベント用の1両のみ。車体広告は未施工。
都電7000形電車。4両が入線し、1両は車体を載せ替えている。
元名鉄780形電車。豊鉄初のVVVF制御車。7両在籍。
元名鉄800形電車。豊鉄初の部分低床車両。3両が在籍し、2両は福井鉄道からの再移籍車。
愛称「ほっトラム」。豊鉄初の全面低床車両。構造上、運動公園前電停へ乗り入れることが出来ない。車体広告は未施工。

関連項目[編集]

参考文献[編集]