利用者:湘南台横浜ライン/砂箱
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砂箱(すなばこ)とは、サンドボックスのことを表す、いわゆる湘横語である。
概要
サンドボックスとは、サンド(砂)とボックス(箱)で出来ているらしい。
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編成写真
編成写真(へんせいしゃしん)とは、鉄道写真の撮影技法の1つである。
概要
「編成写真」、それは鉄道写真の基礎となっている撮影技法である。鉄道写真と言えば……のあの構図である。構図いっぱいに列車の編成全体を映し出し、ストレート区間やカーブ区間などで編成全体を目立たせ、躍動感と列車の統一感を演出させることに長けている。編成写真は要点をつかみさえすれば流し撮りやスナップ写真などよりも簡単に撮影できるため、「鉄道写真は編成写真に始まり編成写真に終わる」といっても過言ではない。
しかしながら、昨今の過熱する撮り鉄問題の根底にある一種の思想となっていることも確かであり、撮り鉄の全体が"編成写真至上主義"という固定観念にとらわれていることで起こる問題も少なくない。これは編成写真を一種の撮影の成功例と解釈している撮り鉄が多い為であり、もっと言えば編成写真には確固たる「正解」があるためである。そのためにSNS等でアップロードされた撮影地に大挙して同業者が押し寄せたり、不法侵入してまでの撮影が相次ぐ原因にもなっている。この点は、芸術として評価される向きが多いスナップ写真や流し撮りなどと明確に異なる点であり、一種の撮影スポーツと揶揄される所以となっている。
定義
先述の通り、画角いっぱいに列車の編成全体を映し出し目立たせることが編成写真の構図である。
しかしながら、昨今の撮り鉄問題の過熱化と撮り鉄人口の増加に伴い、編成写真にも厳しい独自の評価基準が形成されるようになった。
主な失敗例
- 列車編成の後方が、何らかの障害物(木や電柱、建物など)の映り込みや画角のミスなどで途切れてしまっている状態。
- 電車の編成の屋根上に設置されているパンタグラフが、架線柱や電柱などに被ってしまう状態。一概に串パンと言ってもパンタグラフの種類がシングルアーム型か菱型かで評価基準や回避の難易度が分かれており、また撮り鉄の中でも許容できる例と許容できない例が各々で違うということもある。たとえばパンタグラフのビームが架線柱に少しでも被っている場合でも串パンとみなすという厳しめの基準もあれば、片やパンタグラフのど真ん中にさえ被りが無ければ串パンとみなさないという緩めの基準もあり、これらは個人差や界隈ごとの差で分かれる。
- これを防止するためには撮影にあたって構図を入念に練る必要があり、これを「串パン処理」「串処理」と呼ぶ。特に電気機関車牽引の列車において機関車のパンタグラフを串処理する場合、2基並ぶパンタグラフの中間に架線柱を映し込むことを「中パン」、2基並ぶパンタグラフよりも編成の後方に架線柱を映し込むことを「全パン」と呼び、機関車を撮影する撮り鉄(通称:釜界隈)の間では全パンが推奨される。
- 列車編成における面(列車の前面)が、架線柱や電柱などに被ってしまう状態。これも個人差はあるが、串パン以上に毛嫌いされることが多い。
- 海苔巻き
- 人工物によって列車編成の一部に縦に影が入ること。海苔巻きの海苔の部分に見えることからこう呼ばれる。
- 列車編成において、面(列車の前面)と面以外の側面部との比率が崩れ、面と側面との比率が1:1またはそれに近しい状態になっていることを指す。この場合立ち位置を変更するか、ズームを遠くに圧縮している場合はズームを引いてみるなどの解決策がある。