コーラルム線
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| コーラルム線 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国 |
|
| 起点 | グラーツ中央駅 |
| 終点 | クラーゲンフルト中央駅 |
| 駅数 | 13駅 |
| 開業 | 2025年12月14日 |
| 所有者 | オーストリア連邦鉄道 |
| 運営者 | オーストリア連邦鉄道 |
| 路線諸元 | |
| 路線距離 | 125,881km |
| 軌間 | 1435mm |
| 線路数 | 複線 |
| 複線区間 | 全線 |
| 電化区間 | 全線 |
| 電化方式 | 交流15kV16,7Hz |
| 最大勾配 | 8‰ |
| 最小曲線半径 | 3000m |
| 保安装置 | ETCS2 |
| 最高速度 | 250km/h |
コーラルム線とはオーストリアの鉄道路線である。
概要[編集]
オーストリアのシュタイアーマルク州の州都のグラーツからケルンテン州の州都のクラーゲンフルト・アム・ヴェルターゼーまで至る全長125kmの複線電化の路線である。この路線は両都市の所要時間の短縮及びゼンメリンクベーストンネルと合わせたバルト海・アドリア海回廊に沿った平坦な鉄道路線の貨物輸送を円滑化するために建設された。この路線は最高速度250km/hで、グラーツ-クラーゲンフルト間は従来インターシティで3時間かかっていたものが、41分に短縮されるとのこと。
コーラルム線の定期旅客輸送の開始は2025年12月14日(ダイヤ改正)より開始され、貨物輸送は同年11月頃から開始された。
この路線の目玉は、何といってもコーラルぺ山を貫く全長32kmのコーラルムトンネルだろう。
運行形態[編集]
オーストリア連邦鉄道は2025年10月に貨物輸送を開始すると発表し、11月から開始された。
旅客列車ではウィーン-クラーゲンフルト間が1日26往復、グラーツ-クラーゲンフルト間が1日29往復となる。車両はレイルジェット、チェコ鉄道のコンフォートジェット(プラハ-フィラッハ間など)、ドイツ鉄道のICE4(フランクフルト・アム・マイン-グラーツ間など)などが使用される。プラハ-フィラッハ間の接続の復活は注目したい。他、インターシティやユーロシティも運行され予定で、ユーロシティはスロベニアやイタリアに直通する。ヴェストバーン社はシュタドラー・スマイル車両を1日5往復運行すると発表した。
駅一覧[編集]
- グラーツ中央駅(ウィーン方面/ケフラッハ方面)
- グラーツ・ドン・ボスコ駅(セントゴットハールド方面)
- グラーツ・プンティガム駅(シュピールフェルト-シュトラース方面)
- ヴンチュー駅(シュピールフェルト-シュトラース方面)
- ヘンクスベルク駅
- ヴェットマンシュテッテン駅(リーボッホ方面/ヴィース-アイビスヴァルト方面)
- ヴェストシュタイアーマルク駅(リーボッホ方面/ヴィース-アイビスヴァルト方面)
- St.パウル・イム・ラーファントタール駅(ラーファントタール線)
- ヴィーデルンドルフ-アイヒ駅(ブライブルク方面)
- ミットレルン駅(マリボル方面)
- キューンスドルフ・クロパイナー・ゼー駅
- グラーフェンシュタイン駅
- クラーゲンフルト・エーベンタール駅
- クラーゲンフルト中央駅(St.ファイト・アン・デア・グラン方面/サン・カンディード/インニッヘン方面、イェセニツェ方面)