ローゼンタール線
ナビゲーションに移動
検索に移動
ローゼンタール線とはオーストリアの鉄道路線である。
概要[編集]
オーストリアのケルンテン州の都市のザンクト・ファイト・アン・デア・グラン、クラーゲンフルトからローゼンバッハ、スロベニアのイェセニツェまで至る全長63kmの単線電化の路線である。ただしこの区間は歴史的な総称で、狭義ではクラーゲンフルト-ローゼンバッハ間のみを指す。
オーストリア連保鉄道は2016年までに全線で運行していたが、同年のダイヤ改正でヴァイツェルスドルフ-ローゼンバッハ間の旅客輸送を廃止した。そしてこの区間はケルンテン州に売却された。2020年、2021年にはケルンテン州ノスタルジック鉄道が同区間で観光列車の運行を開始した。
運行形態[編集]
長距離列車[編集]
- St.ファイト・アン・デア・グラン-クラーゲンフルト間
レイルジェット(ウィーン-フィラッハ-ヴェネツィア間)やインターシティが運行される。
- ローゼンバッハ-イェセニツェ間
フィラッハ-リュブリャナ-ザグレブ間などのユーロシティが運行される。また、シュトゥットガルト/チューリッヒ-ザグレブ間のユーロナイトなども運行される。
Sバーン[編集]
- St.ファイト・アン・デア・グラン-クラーゲンフルト間
S1号線(フリーザッハ-St.ファイト・アン・デア・グラン-フィラッハ-リーンツ間)が1時間に2本の運行。
- クラーゲンフルト-ヴァイツェルスドルフ間
S3号線が1時間に1本の運行。
駅一覧[編集]
- St.ファイト・アン・デア・グラン駅(St.ファレンティン方面/タルヴィジオ方面)
- グランドルフ駅
- マリア・ザール駅
- クラーゲンフルト・アンナビッヒル駅
- クラーゲンフルト東駅
- クラーゲンフルト中央駅(マリボル方面/サン・カンディード方面)
- クラーゲンフルト南駅
- ケットマンスドルフ・ランビッヒル駅
- マリア・ライン駅
- ヴァイツェルスドルフ駅(フェルラッハ方面)
- ヴァイツェルスドルフ・オルト駅
- St.ヨハン・イム・ローゼンタール駅
- ファイストリッツ・イム・ローゼンタール西駅
- ズエッチャッハ駅
- マリア・エーレント・イム・ローゼンタール駅
- ローゼンバッハ駅(フィラッハ方面)
- イェセニツェ駅 (スロベニア)(セジャナ方面、リュブリャナ方面)